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2014年6月 3日 (火)

3本ローラー台から異音

屋内で自転車に乗るときは3本ローラーを使っているのだが、今年の3月ごろ、ときどき異音がしていることに気づいた。ゴロゴロというかガラガラというか、そんな音が後輪側2本のどちらかからするときがあるのだ。常にするわけではないし、ローラーを手で回しても音はしないのでどちらから異音がしているのかよくわからない。

脚力がついてきて負荷なしの3本ローラーでは軽すぎになりそうだと、3段階の負荷がかけられるELITE ARION AL13に買い換えたのが去年の6月。1年もしないで壊れたか?と思いつつネットで調べてみると、3本ローラーで音がするようになったのでベアリングを交換したって話がそれなりにみつかる。うーん、我が家のもベアリング交換が必要? まだしばらく仕事がくそ忙しいので、そんなことをじっくりやっている暇はないんだけど(でも、ローラー台は使いたいんだけど)。

じゃあ、買い換える? 消費税があがる前に駆け込みで?

それにしても、これくらいで壊れるとしたら、そうとう粗悪なベアリングだよなぁ。人間ひとり分だからたいした重量もかかっていないし、毎日、1日中動いているわけでもないし。

ちなみに、ARIONのベアリングとサイズ的に一致するのは エヌティーエヌ(NTN)の「深溝玉軸受 6200番台 LLB C3/5K」らしい。もしかして、将来、やっぱりベアリングを交換したいとなったときのためにメモ。ミノウラの3本ローラーは「6200ZZ」らしい。ミノウラでも売ってくれるらしいけど、ホームセンターなどでも売っているくらいの普及品とのこと。

そんなことを思いながら仕事の合間の休憩にいろいろ調べていたら「増し締め」の一言が目に入った。あ……そういや、買って以来、増し締めしてない。動きのある機械なんだからあちこち緩んできてもおかしくないわけで。というわけで、さっそく、増し締めをしてみた。

後輪側2本のうち前側の1本は、サイドに開いている穴から六角レンチを突っこめばボルトが締められる。ここのボルト、ほとんど抵抗なく1回転した。緩んでるわ、やっぱり。前後の2本はプラスチックのカバーをマイナスドライバーでこじって外し、中のボルトを締める。前側もそれなりに緩んでいた。

■カバーを外したところ

20140603_170542_canon_ixy_610f_img_

最後に一番後ろのローラーを締めようとしたら、どうも、様子がおかしい。カチカチと小さな音がしていくらでも締まるのだ。1回転どころか5回転してもまだそんな状態。10回転くらいしたころだろうか、締めているボルトの反対側にあたるあたりが動いていることに気づいた。なんと、ローラー本体とその両サイドについているプーリーみたいなものとの間に隙間が空いている! ボルトがちょっと緩んでいるとかそういうレベルじゃない。ローラーがもう少しでばらけそうになっていた?

■銀色をしているローラーの端(↓)部分に隙間があった

20140603_170946_canon_ixy_610f_img_

ここをちゃんと締めてから乗ってみると……音がしなくなった。幸い、緩んだ状態で乗っていたせいでどこか曲がったりしたということもないようだ。

これからは、ときどき増し締めをすることにしよう。

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