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2014年6月29日 (日)

ツール・ド・美ヶ原2014参戦

朝4時にめざましで目を覚ました後、二度寝(^^;)して4時半に起床。4時なんてふだん普通に起きている時間なのだが、このところ体調がよくなかったので、朝早くに起きられなくて。

前日スーパーで買った朝飯を食べて準備を進める。サラダを買ったのだが、お箸を忘れた(^^;) こういうときの荷物セットに最低限のカラトリーを入れておくべきだな。次回以降の反省点。

5時ごろはまだ雨が降っていたが、5時半ごろにやんだ。

■雨はやんだが山はガスっている

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6時ごろに宿を出て、自走で会場へ向かう。会場のすぐ近くに来てもまだウォーミングアップが足りない気がするし時間もまだまだあるので、川沿いの道をいったりきたり走ってウォーミングアップを続ける。6時半少し前に会場到着。

■集合時刻6時半で6時20分ごろこんな感じ

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下山用荷物をあずけ、トイレをすませて集合場所に待機。このブログにも何度かコメントいただいた波多野さんがおられたのでご挨拶。そんなこんなをしていたら開会式が始まった。よかったのは、来賓が何人も来ていたのに、「選手のコンディションなどを考え、ご挨拶もご紹介も割愛させていただきます」という取り扱い。去年の「多摩川源流ヒルクライムTT in 丹波山・小菅2013」では、0℃とめちゃくちゃ寒いなか、来賓の読み上げがえんえん続いてつらかった。読み上げに時間がかかってスタート時間が遅れたほどだったもんなぁ。

開会式後、スタートまでまだ少し時間があったので、念のため、もう一度トイレへ。ほかの人たちをみていると、開会式時点で列に並ばず、準備を進めている人とか、まだウォーミングアップでそのあたりを走っている人とかもいるようだ。100人ずつくらいのウェーブスタートなのだが、ウェーブの後ろからスタートしてよければそれもアリなのだろう。私は、最初の激坂区間で前が詰まるといやなので、ウェーブの比較的前側に陣取りたいけど。

チャンピオン、女子、60代以上の次が50代のスタート。私は50代で2番目のウェーブ。結局、前から2列目でスタート。スタートゲートの数メートル先が計測のラインだった。

そうそう、ちなみに計測チップは足首に巻く形だった。私にとっては初めての経験。フロントフォークにタイラップでつけるより簡単に付け外しができて便利っちゃ便利かも。足に重りをつけているようなものでもあり(そんなに重くないけど)、多少なりとも暑そうでもあり、そのあたりは気にならないでもないけれど。

■計測チップは足首に巻く

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■ツール・ド・美ヶ原2014の記録

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平均速度14.6km/hr、最高速度59.4km/hr、消費カロリー1053kcal、平均ケイデンス76rpm、平均心拍168bpm、最大心拍173bpm、平均パワー199W、最大パワー553W。

50代第2ウェーブの一桁後半で激坂区間に突入。2分前にスタートした50代第1ウェーブの後ろのほうの人たちがまだうろうろしていた(^^;) 激坂区間入り口の10%超あたりで「マジかよ……」というつぶやきが聞こえたけど、あのひと、あのあとの18%区間、どうしただろうか。

18%区間は自転車を押して上がっている人もけっこういる。開会式の競技説明で、激坂区間を歩くときは右側の端をってアナウンスがあったけれど、なんか中途半端なところを歩いている人が多い。右には寄っているけど、歩いている右側に自転車1台がかろうじて通れるくらい余裕があるのだ。歩いているかぎりふらつかないんだから、右「端」を歩いてくれよ。ライドオンだけど余裕なしって人はふらついてたりするんで、道幅は貴重なんだ。

この区間を走りはじめたところで気づいたんだけど、Garminの設定、まちがえた。傾斜の表示を忘れている。ローラー台だと傾斜がいらないから、ほかの項目を表示させていて、戻したつもりがまちがえたらしい。やっぱ、ローラー台用に1ページ用意して、全体をばんばんと切り替えるようにしないといけないな。

というわけで、激坂直後の10%前後をのぼりつつ、Garminを操作して傾斜を表示させる。片手でこの坂はきついわ(←自業自得)

このあたりはかなり混んでいて、抜くのが大変。抜こうとすると前が右に寄ったりふらついたりで、こちらも右に逃げる。と、後ろがさらに右に……となるので、何人か前まで様子をみていないとやばいことになる。実際、私の2~3人前から連鎖的に右へ寄り、私でぎりぎり、私のうしろで「うわ!」っという声とともになにか変な音がしたことが……。こけたんじゃなきゃいいけど。

Mt.富士ヒルクライムからこっち、仕事が忙しかったり、そのせいで胃腸を壊したりしたのであんまり乗れていない。だから、無理せず、200W前後で走ることにする。ツール・ド・美ヶ原は傾斜がきつくなったり緩くなったり細かく変化するので、緩くなる少し前にダンシングをしてスピードにのせ、シッティングで緩斜面を駆け抜けたら、傾斜がきつくなった頭でも少しダンシングでスピードを落とさないように気をつけるというパターンを狙う。傾斜がわりと一定のMt.富士ヒルクライムでダンシングが少なくなったこと、緩斜面から傾斜が急になるあたりで失速していたことの反省を踏まえたつもり。ダンシングとのつながりをよくすることもあり、ケイデンスは少し低めの70台を狙う。富士ヒルはケイデンス高めだったことも、ついついシッティングばかりで走った原因のような気がするし。

記録を見ると、中盤、2度ほどタレ気味になっている。逆に言えば、前半タレ気味になったあと、そのままタレていかず、持ち直したとも言える。

今回、呼吸法のことは完全に忘れていた(--;)

緩斜面と言えば、スタート後、4~5キロの美鈴湖あたりに長い緩斜面があり、後半17~21キロあたりに長い緩斜面(というか下りを含む)がある。いずれも、速めの人の後ろについて楽をさせてもらった。後半の長い緩斜面では、3人トレインでしばらく走ったあと、先頭の人がちょい左によっては後ろをチラチラ。ローテーションしろってことだろうとは思うけど、私は3人目でどうしたらいいかわからない。富士ヒルに出た人が「ふたり目が交代してくれないとローテが成立しない」ってブログに書かれていたけど、これがそういうことなのかな。しばらくしたら、先頭が左へ大きくそれ、はっきりとペースダウン。ふたり目はそれでも前に出ず、一緒にペースダウン。それではと私が前に出たのだけれど、そのあと、ふたりともついてこなかった。ふたり目の人はいっぱいいっぱいだったのかも。

ゴール直前はまたのぼり。瞬間的に10%くらいまである。沿道から「あと300メートル~!」という声をもらい、あと300、あと300と思いながら必死で脚を回す。ゴール直前、スプリントは無理だけれど、ダンシングも含めてそれなりのペースで走る。きつい。記録をみると、心拍がかなり鋭角に173bpmまで上がっている。あの角度だと、ゴール直後にもうちょいあがったのではないだろうか。私にとっては限界ギリギリの心拍だ。

結果は、1時間28分13秒348、45位/264人(50代完走者中順位)。チャンピオンクラスのトップが1時間2分というのは富士ヒルとあんまり変わらない。ということは、やっぱり、今回、遅かったのかな。順位があまりよくないのは、激坂が売りなので速い人が多く、遅い人は出ていないってことだと思うんだけど(足切りで回収され、DNFになった人も少なくないだろう。回収車にたくさん乗っているのを見た)。

タイム的にはイマイチ感が漂うのだけれど、平均パワー199Wというのは、ここ3週間、あんまり乗れていなかった上に直前の火曜日には盛大に下痢をして体重が1日に3キロも落ちたりしたことを考えれば、意外なほどいい結果だと思う。ダンシングをうまく混ぜられたから、かな。休むダンシングばかりなのだけれど、体重のせいで250~300Wくらいの数字は出てくるので。まあ、ダンシングが下手で下に踏み抜いているとは思うけど、それでも、加速するってことは、有効パワーもそれなりに上がっているはずだ。

■ゴール後、トマトをもらう

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荷物は、黄色のバンダナを巻いておいたのですぐにみつかった。富士ヒルで同宿だった人に教えてもらった目立つバンダナを巻いておくって方法、たしかにいい。自転車を駐車場の奥、下りの行列ができるあたりの脇に置いてトイレへ。ついでに2個目のトマトをもらう。おいしいんだわ、これが。

ほどなく下山開始。

■レンゲツツジが咲いていた

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レンゲツツジがとってもきれいだったのだけれど……のぼっているあいだは気づいていなかった。そんな余裕なかったっていうか。下りはきょろきょろしながらのんびり走ったので、草木や風景を楽しむことができた。

■競技中のひとたちと下山するひとたちがすれ違う(後ろの斜面にもレンゲツツジが咲いている)

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■お天気がよくなって、下界がそれなりに見えた

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下山途中、高速コーナーに救急車が止まっていた。よこに自転車が一台。曲がりきれずに突っこんだのだろうか。バイク大破ではないので、それほどひどいことにはなっていないんじゃないかと思うけど。

まだ競技中でのぼってくる人とずいぶんすれ違ったのだが、そのなかにリカンベントが何台かあったほか(1台はずいぶんと寝た姿勢で、あれで上りは道が見えないんじゃないかと思った)、二人乗り自転車も1台。なんでもありだな>ツール・ド・美ヶ原

下山後、完走証を受け取り、水のボトルと温泉まんじゅうをもらい、もらった水を飲みながら豚汁の列に並ぶ。豚汁は塩気がおいしい。汗びっしょりだったから。時間的にお昼だし、ということで、ケバブ(700円、だったかな)を買う。

■お肉たっぷりで満足

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ケバブを食べているあたりで雨がざぁ~っと。ただ、短時間しか降らなかった。下山中だったひとたちは災難だったかも。

地ビールが売られていたので、おみやげ用に購入。

そんなこんな、のんびりしていたのだが、時計を見るとまだ12時。閉会式は1時から。そんなに待つのはさすがにと思ったので帰ることにする。ホテルに戻り、自転車を車に積んで、松本市内でよさげなアップルパイがないかネット検索する。週末遊びに出ているので、お世話係に好物のアップルパイくらい買って帰らないと家に入れなくなりそうなので。ところが、安曇野の彩香というところしか引っかかってこない。松本に出店くらいあるだろうと店舗検索するが、これが出てこない。っていうか、公式サイトに行っても店舗情報がない。無店舗のネット販売のみなのかなと思いつつ、Facebookのページにあった番号に電話をしてみると……「松本市内には店舗なし。安曇野まで来てもらうしかない」とのこと。経路検索すると車で30分くらいのもの。田舎なら十分に買い物エリア内だ(野辺山で最寄りのスーパーまでが車で30分)。

というわけで、安曇野まで出向いてアップルパイ+αを買ったあと、長野道~中央道と乗り継ぎ、長坂IC前のきららで夕飯その他を買って野辺山へ。中央道は午後2時でいつものところに渋滞2キロメートルと出ていたので、今日が野辺山泊まりなのはラッキーだったかも。

■夕飯

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夕飯は、肩ロースのステーキ350gにサラダ類とツール・ド・美ヶ原の会場で買った地ビール(安曇野浪漫)。

ステーキはサーロイン2枚450gに惹かれたのだけれど、今回はイマイチの結果だったので(というか、事前準備がイマニ、イマサン)肉質・肉量ともに少しがまんすることに。お肉は少し残念だったが、横に写っているトマトが絶品で幸せだった。ビールは、3種類あったうち「アルトタイプ」を買ってきたのだが……まあまあ、かな。割と好みなんだけど、タッチダウンのアルトには遠く及ばない。ま、仕方ないか。

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