回らないお寿司

我が家は、誕生日にプレゼントがなく、主役が選んだお店で食事会をするのが通例。今回、こばっかいの誕生日でどこに行きたいかと聞いたら「回らないお寿司屋さん」とのこと。というわけで、府中伊勢丹の寿司清というところへ行くことにした。実は昔、禁煙カウンターがあるとのことで子どもたちを連れていったのだが、そのときは早すぎたなぁという感じで、それ以来、10年振りくらいとなる。

こばっかいの後期中間試験が終わったところなので、お寿司屋さんの前に3時間ほど家族カラオケ。高校入学後、はじめて家族でカラオケに行ったとき、ど下手だったこばっかいが歌もうまくなったし声も深みのあるいい声になっていることにびっくり。私も古めの曲を中心にいろいろ歌ったのだが、そのうちの1曲は『我が良き友よ』。つい先日、嫁さんの高校時代の親友がなくなり、15年近く前に死んだ高校時代の悪友のことを思いだしていたので。私にとって、その友人のイメージは『我が良き友よ』そのままなのだ。

カラオケからお寿司屋さんへの移動では、近くまで行くのは早かったが駐車場にうまく入れず、予約の時間から少し遅れて5時15分ごろ寿司清に到着。7人がけの小さなカウンターに座る。

■寿司清カウンター席

どんな感じで頼むか、しばらく家族であれこれ離していたら、板さんに「よかったら、よさそうなところをこちらで見繕って出すこともできますが？」と言われ、それでお願いすることにする。

いつも行く回る寿司屋（海鮮三崎港）もわりといいと思うのだが、やはり、ちゃんとしたお寿司やさんだと一段も二段も違う。ゆずを効かせたお寿司とか、塩で食べるお寿司とかもあるし。

■板さんの妙技に見入るこばっかいとにこばっかい

結局、3時間近くもゆっくり食べていた。こばっかいと私を中心に、追加でいくつか頼んだりもしたし。子どもたちも大満足だったようだ。