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2013年11月17日 (日)

「多摩川源流ヒルクライムTT in 丹波山・小菅2013」参戦

今年最後のヒルクライムレースとして、「多摩川源流ヒルクライムTT in 丹波山・小菅2013」に参加した。うたい文句は、「最大22%、平均12%の激坂TTに抱め!」(「挑め」だよね)である。先週の甘利山に続く激坂ヒルクライムとなる。

コースは、丹波山から今川峠を越えて小菅村まで往復の上りだけを計測し、その合計タイムで順位を出すというもの。案内だと5km×2となっているが、ルートラボの地図を見ればわかるように、1stステージは4.6kmほどあるが、2ndステージは2.9kmくらいしかない。

ま、このヒルクライムレースは距離じゃなくて傾斜だから。

3時起床。起床時の体重は66.40kg、体脂肪率11.4%。

朝飯として、木村屋の肉まん3個を食べて4時15分に出発。

東京ヒルクライムOKUTAMAステージのときは青梅街道を使ったが、道は太いけど信号に引っかかることが多くて気分がよくなかったので、今日は五日市街道~滝山街道を使ってみる。福生駅のあたりで道に迷いかけてひやっとしたが(太陽が出ていないので方角がわからなくて)、なんとか予定のコースを走ることができた。

奥多摩湖畔の駐車場を通過したのは5時40分。青梅街道経由より少しだけ速かったかなってくらい。

丹波山の会場についたのは6時ちょっとすぎ。受付、トイレ、着替え、自転車と準備を進める。参加者は少なそうな雰囲気だったが、結局、申し込みは75人くらいだったようだ。人数が少なかったせいか、前日受付だけ温泉券やグッズがもらえるとされていたが、当日受付でも渡してくれた。

■夜が明けると紅葉が(もうちょい時期が早いほうがきれいかな)

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■Mt.富士ヒルクライム参加賞のホイールカバーとグランフォンド八ヶ岳参加賞のサイクルキャップ

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ま、もともと余り物で残しておいても仕方がないってこともあったんじゃないかと思うけど。

7時10分くらいからローラー台でアップをするが……寒い。サイクルコンピューターの表示で-0.2℃とか出ていた。受付に行く途中にあった金属スロープは凍っていて滑ること。先週の甘利山を参考に、服装は、下がハーフのパンツにニーウォーマー、上はヒートテックの長袖アンダーに薄手のサイクルジャージ。手袋は当然長いもの。

7時半集合、7時40分から開会式、8時スタートとのことなので、35分にみんながいるあたりに行くが、なにがどうなっているのかよくわからない状態。50分ごろ、ようやく、「スタート地点に集まってください」の声がかかり、55分くらいから開会式。エナジーショッツ1.5本。実行委員長だかになってる丹波山村長さん(だったかな)の挨拶が終わったあたりでウインドブレーカーを脱ぐ。ところが、8時になってもスタートしない。どころか、それから来賓の読み上げがえんえん続く。気温0℃に薄着で待っているもので、とにかく寒い。ふるえがつくほど冷え切ってしまいアップしても意味がなかったなと思う。まわりを見ても、ふるえている人が何人もいる。

結局、8時5分にスタート。スタートは30秒おき10人ずつのウエーブスタートで計測は個別。私は3番目か4番目のウエーブ。スタート直後、ぐっと傾いたあたりで「逃げ!」とか言って若い人が飛び出していった。私なんか、全力で100mもついていけないようなスピード。うわ~とか思っていたら、この人、最終的に総合優勝していた。そら速いわな。

その少し後、「祝還暦」というジャージを着た人に抜かれる。60歳か、付いていくぞ!と思ったが、じりじりと離される。体も温まってこないし、ここで無理すると最後で死にそうなので、あきらめて自分のペースで走ることにする。

1km弱走ったところで、サイクルコンピューターのラップスイッチを押し忘れていることに気づいた(T_T) 寒くて早く体を動かしたいとそればかりを思っていて、ラップスイッチのことは完全に失念していたらしい。なので、記録はそのあとの4kmほどの分しかない。

■1stステージの記録

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記録を見ればわかるが、とにかく心拍があがらない。というか、体が冷え切って硬く、動かないこと。アップなしで走っているようなものだからなぁ。3kmくらい走ったら少しずつ温まってきたってくらい(^^;) それにしても……みなさん、速い。全部がらがらぽんの適当な順番でスタートしているっていうのもあるのだけれど、次々とぶち抜かれる。あきらかに2割方スピードが違うので、ホントにぶち抜かれるって感じなのだ。

傾斜は、序盤に17%くらいまであったあと、平らな部分(0~3%)の区間が少しあり、そのあとは5~10%が続き、最後の最後にまた17%が出てくる。この最後がきつかった。腰を上げることができず、シッティングのままゴール。

そうそう、参加者のあいだで話題になったのだけれど、「100m詐欺」があった。「あと100m」って看板を持ってる人がいたんだけれど、これがあと200mか300mはあるはずって地点なのだ(ラップスイッチを押し忘れたのでよくわからない。やっぱりこういうミスをしちゃいけないよな)。走ってみると……「あと50m」までの長いこと。

結果は21分04秒、平均14km/hr。4.6km、334mの平均斜度7.3%だからこんなものかな。

今川峠を越えたところでウインドブレーカーを着ている人が多かったが、私はさすがに暑くて、しばらくそのまま下り、途中でウインドブレーカーを着た。

小菅村側では、お茶とおまんじゅうが用意されていたが、おまんじゅうは食べたら吐きそうで食べられず。エナジーショッツの残り1.5本分を飲む。みんな、たき火かストーブのそばで暖を取っている。火から離れると寒いこと。

最後の人が小菅村側についたのは8時45分ごろだが、戻りは9時半だという。体の回復という意味では時間があったほうがいいが、寒いのでさっさと戻りを走りたいとも思う。そんな話をしていたら、9時15分に2ndステージスタートとなった。

2ndステージも真ん中あたりでスタート。2.9km、288mの平均斜度10.2%で、前半に16%くらいのところがあるし、最後は最後でまた15%近い。それでも、スタート直前までストーブで暖を取っていたせいか、少し気温があがったせいか、スタート直後から心拍があがって普通に走れた。最後、50mほどは腰を上げてダンシング。

■2ndステージの記録

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15分55秒だから平均10.9km/hrか。平均斜度10.2%だしね。

2ndステージもずいぶんぶち抜かれた。いや、みんな、速いわ~。私は呼吸が苦しくてハンドル上部を持って体を立てている時間が長いのに、ブラケットを持って肘を曲げ、かなりの前傾でびゅーんと上がっていく。そら、前傾したほうが上体の力が使えるわけだけど、ねぇ。

ちなみに、2ndステージも「100m詐欺」あり。

2ndステージも今川峠を越えてしばらく走ってからウインドブレーカー着て下る。人数が多いこともあり、みんな、せいぜい時速20km強でゆっくりと下る。

丹波山のスタート地点に到着し、車に自転車を置きに行こうとすると、「チップを付けてる人は本部の建物があるところへ行ってください。チップを回収します」とのこと。あ、そらそうかってことで、駐車場の向こう側へみんなで移動。ところが、本部に着いてもチップを回収している様子がなく、みんな、なんかうろうろしている。しば~らくしてから、ニッパを持った人が出てきてチップの回収が始まった。どうも、運営は不手際が多いようだ。

チップを回収してもらったあと、そのまま炊き出しへ向かう人も多かったが、私は、車に戻って自転車をしまい、着替えて本部へ戻る。

■炊き出し

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けんちん汁1杯とそば2杯をもらう。どちらもとってもおいしかった。炊き込みご飯もおいしそうだったが、胃が受け付けそうになかったのであきらめ。

そのあたりで立ち話をしている人たちの輪に入れてもらっていろんな話を聞く。おもしろかったのは運営側の人の話。参加費がだんだん高騰しているって指摘に対し(私は今年からなので知らなかったが、だんだん高くなっているらしい)、駐車場など、いろいろなところにお金を払わなければならなくて高くなりがちという内輪話があった。Mt.富士ヒルクライムなんて、スバルラインの貸し切りで300万くらい払っているらしい。

そんなこんなをしていたら、結果の速報が出た。私は、1stステージ21分04秒、2ndステージ15分55秒の合計37分00秒だった。

■総合成績は完走者55名中37位

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■45~59歳クラスは13人中5位

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やっぱり今日は速い人が多いというか、遅い人が出ていないというかだったらしい。45~59歳クラスで13人中5位というのは悪くないと思うけど(いままでのレースは、どれも50歳代クラスだった)。

そうそう、抜かれた「祝還暦」ジャージの人、60歳以上クラスで2位だったのだけれど、32分48秒と45~59歳クラスでも3位に入る成績。すごいわ。

今回の表彰式で目玉となるのは、Mt.富士ヒルクライムの無料出走権。FUNRiDE誌の協力で提供されたもの。総合の1位~3位+30名抽選とのことで、確率は1/2!

■総合の1位~3位にはMt.富士ヒルクライムの無料出走権が贈られた

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表彰が終わったあと、抽選の発表。……(63こい!)……61……(63こい!)……62……(63こい! 63だ!)……65……orzというわけで、私は外れてしまった(T_T)

■Mt.富士ヒルクライムの無料出走権を当てた人たち

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これは残念だったなぁ。お金の問題もさることながら、これを当てていれば、たぶん、優先申し込みというか、申し込もうとしてできなかったってことがないんじゃないかと思われるので。それがでかいよねってみんなで話していたんだけど。

解散になり、車に戻ろうとしたら、炊き出しテントでまだ炊き込みご飯を配っていた。ちょっとお腹がすいてきたこともあり、1パックもらって車で食べる。うん、おいしい。今回提供された食べ物はどれもとってもおいしかった。

温泉無料券ももらっていたが、あまり遅くなるのもなんなので、とにかく帰ることにする。と言いつつ、せっかくなので奥多摩周遊道路経由で戻ることにする。紅葉の季節でもあることだし。

■丹波山近くの紅葉

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■月夜見第1駐車場から奥多摩湖

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月夜見第1駐車場まで上がると紅葉はもう終わりで、冬枯れっぽくなっていた。

丹波山あたりの左カーブでバスが対向車線からこちらにはみ出してきて、あやうく事故りそうになった(もうちょっとで側溝に落ちるくらいまで左に寄せてぎりぎりぶつからずにすんだ)以外は特に波乱もなく、帰宅。

■感想

寒かった。以上終わり。

って書きたくなるくらい1stステージスタート前は寒かった。あれはなんとかして欲しいなぁ。いや、寒いのはしかたないわけなんだけど、寒い中で来賓の名前を読み上げる、とかは、ねぇ。大人の事情というかしがらみというかがあるのはわかるんだけど。

天気がよかったので後半はそれなりだったけど、これが曇っていたらしたらどうにもならなかったかも(雨降ったらDNS以外の選択肢はない。っていうか、路面凍って走れず中止になったと思う)。

寒かったことで1stステージ前半はどうにも体が動かなかったりしたが、ま、条件はみんな同じだから、それはそれ、かな。「最大22%、平均12%の激坂TT」っていうけど、この数字は盛ってるよね。2ndステージだって10%強だし、最大は17%くらいしかないし(って、17%なら十分に激坂なんだけどね。しかもゴール直前にも出てくるし)。距離も盛ってるし。「残り100m」も盛ってるし(なんか違う^^;)。

いや、まあ、もうちょい暖かいときにやってくれればまた走ってもいいと思うんだけど、さ。ともかく、データは正直ベースにしたほうがいいと思うな。

■反省

スタート時にラップスイッチ押し忘れはあまりにアホ。ゴールで止め忘れるっていうのはよくやるけど(^^;)

足先が冷たかった。靴の防寒カバーがいるなぁ(持っていない)。

いや~、それにしても力不足だな。ま、自転車に本格的に乗りはじめて8カ月なんだから仕方ないけど。来年はもうちょっと力が付いてるといいんだけど。

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コメント

書きわすれたことがひとつ。

ここのコースもグレーチングにカバーがしてあった。いいなぁ、これ。

投稿: Buckeye | 2013年11月18日 (月) 05時25分

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