文化祭当日(1日目)-その2
ちなみに選んだのは3300の『0号』というもの。お笑い系が多いなか、少数派の感動系らしい。
8時40分くらいから移動開始。上映会場が奥のクラスから順番に昇降口へと移動。その状態で開場を待つ。我々が選んだ『0号』の3300は最後尾だったため、開場時間の9時まで動かなかった。
9時、カウントダウンがあって開場。こんなことしてたんだ。
■入場開始
昇降口に流れ込んでいるのは第1公演に向かう人々で右側は来場受付の列だ。左側階段下の人たちはなんだろう。来場受付をすませて入場を待つ人たちかなぁ。第1公演に行く人たちが優先でそういう対処をしていることは十分に考えられる。
入場してすぐの壁に、各クラス展示の混雑状況が一覧できるボードが作られていた。去年はなかったと思うので、今年の新機軸だろう。いいアイデアだと思う。
■混雑状況ボード
さて、いよいよ『0号』。
■『0号』パンフとチケット
このパンフもチケットもなかなかに手が込んでいる。我々の時代ではとても考えられない造りだ。
『0号』というのは0号フィルムのことで、舞台はとある映画スタジオ。取り壊される寸前という設定なので、簡素でちょっとぼろい感じだ。この舞台で普通の高校生が演劇をして、1時間半近くも興味を引けるのかってちょっと心配になる。結局、そんな心配は無用だった。(小学校時代の劇で嫌いになって以来)演劇はあまり好きじゃない私でさえ、1時間20分が短く感じたほどだった。ここの文化祭は3年生の劇が大人気というのもうなづける。
劇のあとは生物部の展示へ。と、移動途中、「『ひーはー』の第3公演、あと4枚です」との声が。滑り込みで最後の2枚をゲット。ラッキー。これでにこばっかいにも劇をみせてやれる。『ひーはー』はこばっかいが見に行きたいと行っていたヤツなので、それなりに期待できるだろう(お笑い系なのでお世話係にはいまいちかもしれないけど)。
整理券をもらう列に並んでいる途中、右目と左目の見え方がずれるというおかしなことが起きた。体調はぎりぎり回復したけど、3日ほどろくに食べておらず、体重が3~4キロも落ちたほど。体中のエネルギーを使い果たした状態で貧血気味なのかも。というわけで、しゃがんで食料の補給。
ではいよいよ生物部へ、と思ったところで、こばっかいが先日来、なんどもお邪魔しているお宅のご両親とばったり会い、しばらく立ち話をする。親からするといろいろと突っ込みどころ満載というのはいずこも同じらしい。クラス展示の様子を聞くと、外装で動くべきところが動かない、光線銃は使えたが、「ここを狙ってください」と指定されたから、動いているのは一部なのかもってことだった。
生物部展示はなかなかの充実ぶりだった。
■生物部展示
机ひとつは鹿角関連。GWの鹿角拾いツアーで拾ってきた角や骨が中心だ。先生が持って帰った背骨もきれいになって展示されていた。うまく処理すると、骨ってこんなにきれいになるんだとびっくり。
■鹿角関連の展示
■鹿の背骨
生物部のあと、こばっかいのクラス展示へと階段を4階まであがったのだが、お世話係についていけない(--;) もうお昼近いわけで、さっきの軽い補給ではとても足らなかったのだろう。仕方ないので、クラス展示脇の多目的ホールで休憩、補給。しばらく前から電話をかけまくっていたにこばっかいにもようやく連絡がとれ、待ち合わせ場所の打ち合わせができたらしい。
お昼を食べた後、クラス展示に行ってみると、行列がクラス前で終わらず折り返すくらいになっていた。
■折り返して並ぶ行列
右のほうにある丸い部分が大時計で、この針が壊れたように上下動しているはずなのだが、動いていない。
折り返し行列というのは人気の印なのでよかったと思っていたが、しばらく待っても行列が動かない。もしかして、中がトラブって流れが止まっている? 行列整理をしているスタッフにたずねると、「光線銃は、全部じゃないけど一部は動いてます。ときどき、『光線銃、すげー』っていう声が聞こえてきたりしますよ。動かないのは外装の針で。針が重すぎて、動かす機構に負担がかかりすぎるみたいです」とのこと。「こばっかいは?」と尋ねると「中で一生懸命、修理やってます」。だよね。
そんなこんなをしているとにこばっかい到着。列もある程度進んだけど、第3公演まで時間がないのでいったん離れることにする。お世話係とにこばっかいは第3公演へ、私は休憩しに多目的ホールへ。
そうそう、列に並んでいるあいだに、「求人票」が回ってきた。
■求人票
このクラス、こういうセンスのあるヤツが多いらしい。こばっかいに言わせると、できるヤツが多すぎてかえって方向がまとまりにくいらしいが。
席を確保して、ブログ記事でも書こうかとパソコンを取り出そうとしたところで、廊下にこばっかいが出てきた。つかまえて状況を聞くと、いま、動いている的はひとつになってしまったそうだ。時間コントロールも狂っていて、リセットスイッチを押し続けているかのような感じになっているらしい。とりあえず、リセットスイッチをカットしたみたら、とアドバイス。あと、私はすぐ横でしばらく休憩だから、聞きたいことがあったら来るように、と。
しばらくすると、こばっかいがまた出てきた。
「リセットスイッチをカットしたら、ひとつは動くようになった」とのこと。原因はリセットスイッチの故障? ゲーム用の押しボタンスイッチで酷使されることが前提のスイッチが半日で何十回か操作されただけで壊れるとは思えんが。
「今晩、基板を持って帰ったら直せるかな?」って、それはどこが壊れているかによるだろう。まずは問題を切り分け、どこが悪いのかを突き止める。というわけで、とりあえず、以下のことくらいしてみろとアドバイス。
- モーターに直接電圧を加えたら動くのか?
- モーター回路に電圧はかかっているのか?
- モーター回路をオン・オフするリレーは動いているのか?
- リレーを駆動する555の3番ピンに電圧は出るのか?
昨日の夜、念のために持って行けとアドバイスしたみの虫クリップが大活躍しているころだろう。
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