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2013年9月 5日 (木)

文化祭直前のどたばた-その2

9月5日、木曜日。こばっかいの文化祭まで残すところ1日。

朝一、熱は7度台まで下がってだいぶ楽になった。

これがこけたらクラス展示全体がこけるので、「なんとかして~」と言いたいところなのだろうが、私があまりに調子が悪そうなのでそうも言えないこばっかい、「できたら、1枚、基板を作ってみてくれない?」とだけ言って学校へ。

朝食は、子どもたちは勝手に食べたらしい。私はとても食べる気にならず、スポーツドリンクで水分補給だけすることにした。

子どもたちを送り出したあと、一眠りして起きたら昼少し前。いそいで病院へ。診断は病原性大腸菌。ここ2週間ほどで火がよく通っていない肉類を食べていないかと聞かれたが……特に心当たりはないんだよなぁ。病原性大腸菌というとO-157による死亡なんてニュースで有名だけど、そこまでひどいものではないらしい。水分補給を怠らず(ぬるいポカリスエットをなめるように飲め、と)、お腹が空いてきたらおかゆから食べ始めることというアドバイスと薬をもらって帰宅。

午後の前半はぐだぐだしていたが、熱が7度台に収まって気分的にはそれなりなので、午後、基板を1枚作ってみることにした。と思ったら、普通使いのはんだがない。

と、こばっかいが帰ってきた。いろいろ作業したらまた学校へ行くのだそうだ。はんだについて聞くと、学校で配線するのに持って出たとのこと。お父さんはもうひとつのはんだ使ってよ……って、オーディオ用の銅入り銀はんだ使えって? 高いはんだだってのは別にいいんだけど(もう買っちゃって手元にあるんだから)、でも、このはんだ、扱いにくいんだよな。若干ぼんやりしているからってミスるとは思わないけど、なんとなく気にはなる。

(こばっかい)
お父さん、蛍光灯を付ける装置は余ってない?
(Buckeye)
(……ってそんなもの、普通の家に余ってるわけないじゃん。ウチは普通じゃないからあるけど(^^;)20Wと40Wならある。20Wは基板、40Wは台所についてるのと同じモノ。
(こばっかい)
じゃ、40Wのほう、貸して。

40W蛍光灯は仕事部屋の照明をLEDに換えたとき外したものだ。単線による100V配線のやり方を教えて2セット貸し出し。

(こばっかい)
これ持って学校まで行くのすごく恥ずかしいんだけど……。
(Buckeye)
文化祭なんだから仕方ないだろ。
(こばっかい)
お父さん、学校まで送ってくんない?
(Buckeye)
お父さんは病人だぞ?
(こばっかい)
うーん……。

こんな会話をして、こばっかいはしぶしぶ、蛍光灯2セットを抱えて学校へ。

私の方は、そんなこんなをしつつ基板を完成。動作チェックをしたら……動かない(--;)

回路と基板図、製作した基板を見比べてもう一度チェックしてみるがミスはない。え~!? じゃあ電源はちゃんと来てるのかとテスターであたると0V。おい。ACアダプターのコネクター、まちがえてるじゃん。電源がきてなければ回路が動かないのは当たり前だぞ。コネクターの配線を直すと……動いた。当たり前といえば当たり前。部品10個あまりしか使わない簡単なアナログ回路なんだから。

続いて、はんだ付けをやりなおしてやった基板の動作チェックをすると、こちらも動く。しっかりしてくれよ>こばっかい

気力はまだもつようなので、とりあえず、もう1枚、基板を作っておく(基板を目的サイズに切ったものがもう1枚あったので)。こちらも動作はOK。

ふと見ると、こばっかいが作った1枚目の基板があったので、そちらも改めて動作チェックをしてみた。こちらは動かない。じゃあ、こちらもはんだ付けをやり直すかと余分なはんだを吸い取りかけたところで、こちらに使っていたはんだがないことを思いだした。「はんだ、持って帰ってこいよ」と連絡しようと思ったら、最終下校時刻の7時をすぎていた。

  なお、ここまでに、にこばっかいは自分でご飯を炊き、おかずを温め直して食べ、塾へと行っている。

帰ってきたこばっかいに聞くと、はんだは持って帰って来たという。それをもらってはんだ付けをやり直すと1枚目の基板も動き出した。

私が作った基板と自分が作った基板を見比べたこばっかいの一言……「美しい」。電気的につながっていればOKではあるんだけど、きれいに作ったほうがミスしにくいしミスを発見しやすいわけで、やっぱり、きれいに作ることに意味はあると思う。

ここまでで完成した的の基板は4枚。あと4枚必要なのだそうで、こばっかいは基板の製作にはいる。私は休憩。1枚完成し、関連のなんだかんだをしていたらもう9時を大きく回っている。今晩寝られるかどうかあやしいなぁ。仕方ないかというわけで、次はこばっかいと私が並行で基板を作る。

その最中にお世話係が帰ってきた。

(お世話係)
なに、病気のお父さん、こき使ってんの?
(こばっかい)
(^^;)
(お世話係)
甘いんだから。火曜日だって、調子悪いのに秋葉原まで買い物に行ってやったりとか。
(Buckeye)
いや、体調悪くなったの、火曜日の夕方からだから。
(お世話係)
そんなことないわよ。月曜日には十分おかしかったから。
(Buckeye)
え、そうだっけ。
(お世話係)
そう。盲腸炎で死にかけたときといい、そういうところにぶいんじゃないの?
(Buckeye)
いや、今回みたいなのは、ほら、体調って、それなりに上下するじゃん? だから……
(お世話係)
ない。
(Buckeye)
……?
(こばっかい)
そりゃ、お母さんは体調上下なんかしないかもしれないけどさ。(お世話係は病気耐性がとても高く、体調不良と無縁な体質)
(Buckeye)
(おお、そういう意味か。ちょっとわかんなかったぞ)それはそれとして、甘いってお世話係に言われたくないなぁ。
(お世話係)
……。

この基板ができたところで私は戦線離脱。こばっかいは最後の1枚を作ったあと、あれとこれをして……とか言っていたが、どこまでやったのやら。

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