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2013年8月 4日 (日)

北大オープンキャンパス-1日目

「あ~、よく寝たぁ」と思いながら枕元の時計を見ると7時50分。ええ! 7時に目覚ましかけてあったはずなのに……音を確認すると、ぴぴぴっと小さな音しかしない。耳が悪い私にとっては音が小さすぎて目が覚めないのも当たり前。

ともかく、こばっかいを起こし、急いで用意をして8時10分に出発。9時農学部なので、これでぎりぎり間に合うはずだ。地下鉄駅までいく途中、コンビニで朝ご飯を仕入れる。東京に比べると気温も低めだし湿度も低いので、急いで歩いても汗が吹きだすことはない。

農学部なら札幌駅から10分強でつくはずと思ったが、地下鉄駅が北大から見て札幌駅の反対側だったのが誤算だった。ここの部分が意外に時間がかかってしまい、農学部到着が9時ちょい前。仕入れた朝ご飯を食べるヒマもなく、説明会の会場に入る。

■北大農学部

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農学部の受付は9時からという話だったが、もっと前から受付をしていたらしく、9時ちょい前の到着時、会場はほぼ満席になっていた。幸運にもふたり並んだ空席が残っていたが、あぶないところだった。

9時半くらいから農学部長のあいさつがあったあと、学科長が学科の紹介をする。植物系、森林系、化学系の説明があったあと、小休止をはさんで畜産、生物環境工学、農業経済と続く。

小休止前の説明はスライドが文字だくさんで印象に残りにくいものが多かったが、畜産系の先生は動物など写真中心で印象に残りやすい。説明もてんぽがいいし、笑えるポイントもあちこちに用意されていて会場が軽く沸く場面なんかもあった。こばっかいにとっては、もともと興味のある学科でもあるし、そこにこの説明だと、惹かれるものがあったのではないだろうか。

対して生物環境工学科は原稿棒読み、それも誰か他人が作った原稿らしくておかしなところで切れ目が入ったりして聞き取ること自体が難しい。話し終わったら、こばっかいが一言……「いまの話、全部ホームページでわかるわ」。ひとつだけしか申し込めない高校生プログラム、生物環境工学科を選んだこともあって寝ちゃまずいとがんばったけど、眠くて眠くてつらかった、だそうだ。「直前の酪農がおもしろかったし期待して聞き始めたんだけど。生物環境工学科に行くと、あの授業を何年も聞くのかなぁ。それはいやだ」……もともと興味をもっていた人間にこう言わせてしまう説明をするのは問題だよね。

午後は工学部なので、とりあえず工学部へ移動。いや~、北大は広いわ。東大とかも広いけどそれ以上。建物の間隔が広く、木がたくさん植えてある。お昼になって日差しは強くなったけど、相変わらず湿気は少なめで過ごしやすい。やっぱ、北海道はいいわ~。

■北大は広い

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受付までの時間に工学部の生協食堂でお昼。仕入れた朝飯を午前の休み時間(11時ごろ)に食べたので、お昼は軽く麺類。こばっかいはしょうゆラーメン、私は冷やし担々麺。

■工学部食堂にて

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1時から工学部オープンキャンパス。農学部は学部学科の説明会がずっと続いたが、工学部の説明は最初の15分だけで、メインは体験講義という形。それと並行して「保護者のための工学部案内」なるものも開催されるらしい(今回、我が家は遠いので親がついてきたが、そうでなければ親はこないんだけれど、世の中的には来るところが多いのだろうか。親の姿、それほど多くない気がするんだけど)。体験講義後は、「先輩と話そう」と題した大学院生によるポスターセッションがある。最後は個別の進学説明会。

体験講義の先生は話がとても上手だった。実験の考え方や進め方、はては、それが現実の世界とどう関わっているのか(国際的なパワーバランスなどとどう絡むか)などまでが出てくる。あちこちで学生さんに質問もあるし。こんな講義、我々が大学生のころは考えられなかったよなぁ。

質疑で、「実験の成功率は?」と聞かれた先生は、「アイデアのうち、論文にまでなるのは数百分の一。『あ、よさそう!』と思っても、ほとんどは使い物にならない。でも、そのなかに必ず光るモノがある」と答えていた。

講義のあとは、大学院生のパネル。ロボットというか、人間の動きをアシストするものの話を聞きたいとのことで立ち寄ると、ちょうど、その担当をしている学生さんが説明してくれた。「プログラミングができないといけないのか」というこばっかいの問いに(プログラミングに自信がないらしい)、「プログラミングも含めて、必要なことは大学に入ってから学べるようになっている。必要なのはやる気」との回答。少しは安心したかな>こばっかい

工学部の話がわりと早く終わったので、北大の中を散歩。奥の獣医学部のほうまで足を伸ばしてみた。と、重要文化財に指定されている「札幌農学校第2農場」があったので中を見学することに。

■札幌農学校第2農場

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古い建物が保存されており、そのいくつかの内部には農機具など当時の機器が展示されている。トラクターは、清里ではジョンディアばかりだが、北海道は違ったらしく、ジョンディア以外が多かった。

札幌駅側に戻る途中、工学部でトイレ。と、「あの人、スカベンジャーにいた」とこばっかいが言いだし、教員の人に「間違っていたらすみませんけど、スカベンジャーにおられませんでしたか?」とたずねる。「うん、いたけど、君、スカベンジャーに出てたの?」とのこと。いや~、大会役員の顔、よく覚えてるねぇ>こばっかい

最後にクラーク像前で記念撮影。

■クラーク像

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まだ時間が早いので、時計台でも見に行こうと歩き始める。時計台までの途中に雪印パーラーがあったので、昨日に引き続いておやつ(^^;) ふたりともスノーロイヤルを使ったパフェで、私は「生キャラメルミルクパフェ」、こばっかいは「ストロベリーパフェ」を選んだ。お店は常時満員で、少々待たないと入れない状態。はやってるなぁ。

■生キャラメルミルクパフェとストロベリーパフェ

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■雪印パーラーには巨大なパフェがある

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雪印パーラーのあとは、時計台経由で大通公園をぶらつく。大通公園には、ビール各社がビアガーデンを出店していた。

■時計台

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■大通公園

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夕飯がサッポロビール園7時半なので、時間が余る。それじゃあということで、お世話係から厳命されていたロイズのアイスを食べに行く(^^;) ロイズのウェブサイトを見ると、アイスを扱っているのは一部の店舗のみで、いずれも札幌駅からけっこう離れているのだ。というわけで、地下鉄東豊線の終点、福住まで行く。

■ロイズ福住店

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アイス+αを購入。ただ、イートインができる店舗ではないし、ドライアイスの用意はないというしで、急いで大通公園まで戻ることにする。男ふたりでなにをしてるんだか。

■ロイズで買ったアイスクリーム

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おいしい。バニラは濃厚だし、シャンパンレーズンはあっさりした全体にレーズンがアクセントをつけている。東京に持って帰れないのが残念なくらい。

アイスを食べたあと、サッポロビール園まで歩く。それなりに距離があるのだが、歩いてちょうどくらいの時間だし、多少なりともカロリーを消費しないと体重が恐ろしいことになりそうなので。

■サッポロビール園

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■ジンギスカン

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いや~、よく食べました。生ラム+野菜のセットとトラディショナル+野菜のセットを2セットずつ食べると食べ放題のほうが安くなるという価格設定なのだけれど、私とこばっかいのふたりは、結局、生ラムが5セット、トラディショナルが4セットだったと思う。あとは、追加で夏野菜(なすと冷やしトマト)に肩ロース1人前。

大満足でサッポロビール園からタクシーでホテルへ戻り、シャワーをあびてこばっかいは爆睡。

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コメント

うーむ、厳命しておいたことは他にもあったような・・・。
とにかく、楽しく有意義に過ごしているようで何よりです。

投稿: ばっかいず世話係 | 2013年8月 4日 (日) 23時29分

(^^;;;

こばっかいはなにやら気にしていることがあるみたいだよ、一応>厳命

投稿: Buckeye | 2013年8月 5日 (月) 10時29分

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