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2013年6月16日 (日)

出力の向上

自転車に乗っているとき自分がどのくらいの出力を出せているのか、ネット上のリソースを利用して試算してみた。

まずは「自転車トレーニング おたすけ計算機」というサイトにある「ヒルクライムの出力を計算してみる」のページ。

ここに東京ヒルクライムHINOHARAステージを走った6月2日のデータを入れてみる。

  • コース全長:15.4 km
  • 登坂高度:774 m
  • 体重:66 kg
  • 装備重量:10 kg(自転車自体は8.5kgくらいだが、それに服や靴、ボトルの水などが入るので)
  • タイム:55分37秒

これでトータル出力が218.6W、出力体重比が3.31W/kgとのこと。実力的には「群雄割拠の中級ホビーレーサーレベル」だそうで。

4月26日、2回目に追い込んで走ってみたときのデータも入れてみた。

  • 体重:70 kg
  • 装備重量:12 kg
  • タイム:65分40秒

トータル出力が192.2W、出力体重比が2.75W/kgの「駆け出し初級ホビーレーサーレベル」。

このサイト、「かなーり大雑把な計算結果」とディスクレーマーが入っている。もちろん、正確な計算なんて望むべくもない(精度が欲しいならパワーメーターを付けなきゃ、ね)。でも、相対的な目安としてはそれなりに使えるのではないだろうか。

レースイベント時には自分にとって限界まで追い込んでいるわけで、ロングライド中にちょっと追い込んでみたレベルの4月26日と単純に比較するわけにはいかないが、トータル出力が14%も上昇しているので、力はこの1カ月ちょっとでかなり付いたと見ていいだろう。

ちなみに、別サイトの「登坂ギア比計算器」でも、似たような数字が得られる。

自転車をロードレーサーとし

  • 道路勾配:10 %
  • タイヤ外径:668 mm
  • 体重:66 kg
  • 自転車質量:10 kg
  • ペダル回転数:85 rpm
  • 自分の動力:220 W

と入力すると、必要ギア比が1以下になる(私の自転車は最終ギア比が1:1)。自分の動力が215Wだと0.9以下。ケイデンスを最初のころの数字、75にすると、動力が200W以上で必要ギア比が1以下になる。つまり、こちらで試算しても、出力が1割くらいあがったと考えてよさそうだ。

実質、自転車に乗りはじめて3カ月くらいなわけで、出力はまだ上昇途中だと考えていいだろう。というわけで、取らぬ狸の皮算用をしてみる。

最初のサイトに戻り、どのくらいの出力が出せたらどのくらいのタイムになるのかを試算してみた。結果、東京ヒルクライムHINOHARAステージの場合、出力250Wで50分切り、300Wで44分切りだった。来年は50分切りを目標にしたいと思うのだけど、そのためにはもうあと15%ほど出力を高めなければならないわけね。

人が出せる動力」というページも参考にしつつ考えると……(時期はともかく)出力250Wくらいまでは十分に可能、うまく行けば300Wも夢ではないけど、それ以上は、年齢なども考えると無理な可能性が高いように思われる。ま、そんなものだろう。

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