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2013年6月 4日 (火)

武蔵五日市から鶴峠、松姫峠を越えて大月、最後は高尾へ(自転車)

4時20分起床。起床時の体重66.05kg。

気温は朝6時で19℃、最高気温は27℃の予報。ダウンヒルで寒い場合に困るので、念のためニーウォーマーは持参。半袖、短パンにウインドブレーカーで5時30分に出発。今日は、『関東周辺スポーツサイクリング・コースガイド』の32ページ、「眺望を楽しみながら3つの峠を越えて五日市から大月へ」を前後に延長したコース(↓)。

自宅から武蔵五日市までも上りなので、初の獲得標高3000m超えにチャレンジである。

そうそう、日曜日の東京ヒルクライムHINOHARAステージからタイヤを新しくした。Panaracer RACE L Evo2という軽量タイプ。それまで付いていたBRIDGESTON BICOLOREもわりと軽量なのだが、RACE Lは、それと比べてタイヤサイドがとても柔らかい気がする。あと、タイヤ中央部分だけが接地するような感じにちょっととがっている。

■Panaracer RACE L Evo2(中央部の白っぽい部分だけが道路に接地している)

20130604_img_0312panaracer_race_l_e

走った感じは……いいと思う。BICOLOREは乗り心地も悪くないしロードノイズも小さい。でも、RACE Lはさらに柔らかく、ロードノイズも小さい(ように感じる、だけかもしれないが^^;)。接地面積が小さめなのは、走るにあたっては抵抗が小さくていいと思うけど、ブレーキングではちょっと滑りやすいかも。この2~3日で、後輪がずるっと滑った経験が2~3回ある。

ま、それはともかく。武蔵五日市、檜原村、上川乗交差点と順調に走り、東京ヒルクライムHINOHARAステージのときに気づいた上川乗交差点手前のトイレに立ち寄る。トイレ脇の駐車場は有料駐車場だった。ここに車を止めて山に登ったりするらしい。今日も1グループ、それらしい人たちがいた。

■上川乗交差点前のトイレは駐車場だった

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■上川乗交差点

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いつもは右の奥多摩方面に行くのだが、今日は左の上野原方面へ。

曲がってすぐから急な上りでどんどん高度を稼ぐ。甲武トンネルをすぎてちょっと下った左側に展望台兼休憩所があった。今日の天気でも、かすかに富士山が見えた。

■富士山が見える

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■休憩所はこんな感じ

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そのあとは、山の中をひたすら上り下りする。

■山の中を走る

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奥多摩周遊道路のコースは長い上りはあるが、勾配は10%まで。それに対し、こちらのコースは、あちこちで11%だの12%だのが出てきてきつい。ここしばらく自転車であちこち走って思うのだけど、国道だのなんだの、大きな道は勾配も10%が最大とかって決まっており、県道や都道、村道と道路の格が下がると制限が緩くなり、12%とか、果ては18%とか22%とか、めちゃくちゃな勾配の道路が生まれるのではないだろうか。

鶴峠への上り、『関東周辺スポーツサイクリング・コースガイド』の地図に「この付近、勾配がきつい」とあるところだと思うのだけれど、そこはたしかにきつかった。サイクルコンピューターの表示で勾配が12%となり、これはきついところにさしかかったなぁと思っていたら、しばらく上ったあと14%へ……。なんというか、もう、インナーローでやっとこさあがっていく感じ。そろそろ限界と諦めかけたところで勾配が12%に戻ったので、なんとかクリアしたが。

それにしても暑い。暑いからか、もしかして日曜日にあったヒルクライムレースの疲れが残っているのか、どうも脚が重い感じ。あんまり無理をするとロングライドの後半が走れなくなるので、上りの途中、あちこちで休憩を入れることにした。休憩時には、先日の八ヶ岳高原サイクリングで仕入れた方法(↓)を活用。

■ペダルを縁石に引っかけて自転車を立てる

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■ようやく鶴峠に到着

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鶴峠からいったん下り、松姫峠方面と丹波山方面の分岐でどっちに行くかを悩む。予定していたのは松姫峠なのだが、そちらで完走できるかどうか不安になってきたからだ。まあ、大月から輪行で帰ってもいいんだし、せっかくだから走ったことのない方を走ろうと予定どおり、松姫峠方面へと左折。

勾配はけっこうきつく、10%超えがちょこちょこ出てくる。ただ、それぞれはそれほど長くないので、きつくなってきたころには5%とか7%とかまで勾配が落ち、なんとか走りつづけられる。

■ようやく松姫峠に到着

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空気が澄んでいれば富士山が見えるらしいが、今日は湿度が高く、見えなかった。

■松姫峠から富士山方面を望む

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峠でじっくりストレッチをしてから大月方面へと下りはじめる。暑いのでウインドブレーカーはなし。万が一寒く感じたら、その時点で着ればいいだろうということで。

ガイドブックによると、甲武トンネルから下った集落のあと、大月の直前までコンビニなどはないので補給食はあらかじめ用意しておくこと、だそうだ。補給食は十分にあったのだが、松姫峠でボトルの水が2本ともなくなってしまった。下りだからなんとかなるかと思いつつ下ると、自動販売機があったので、水のボトル(600ml)を2本買い、ボトルに詰める。

予定では大月の少し前で猿橋方面へ行き、峠を越えて雛鶴峠の向こう側へ出る予定だった。だが、予定どおりのコースが走れるとはとても思えない。この峠は国道で迂回することにして、大月側へと下る。

大月からは富士道に入り、都留へ。都留から秋山方面の道に入り、雛鶴峠へと向かう。「高尾~雛鶴峠~道坂峠~高尾(自転車)」で走った雛鶴トンネル越えを逆に走るわけだ。

それにしても暑い。道路脇の表示では30℃なんて温度表示まで出ている。大月から10kmか20kmか平坦な道を走っただけで、ボトルが1本、空になってしまった。このあたりは道沿いに木が少なくて日陰がなく、日盛りを走ってきたからだろう。仕方がないので、自動販売機が出てきたところで、また1本、水を買う。

雛鶴峠への上りは、ところどころ10%超の勾配が出てくるが、標高差自体はそれほど大きくない。きつくなってきたあたりで雛鶴トンネルを通過。

雛鶴トンネルから当分は下り基調。ところどころ出てくる上りが意外なほどきつく、大垂水峠はどうなるのだろうと不安がよぎる。

国道20号線に出る橋の手前、最後の日陰でしばらく休憩し、大垂水峠に備える。実際に走ってみると……ところどころ、「どうしてここが上がれない?」と思うときもあるが、概して順調。少なくとも初めて大垂水峠を走ったときよりはずっと早いペースで上がることができた(「高尾まで初輪行」)。やっぱり、ここ2カ月でかなり力が付いたということだろう。

大垂水峠のあとは、高尾まで走り、輪行で戻る。最後、平坦な道を30km/hr超で巡航はできるのだけれど、感覚的にはとてもきつい。峠をひとつバイパスしたのは正解だったと思う。その結果、惜しいところで獲得標高3000m越えは達成できなかったけど。

総走行距離162km、獲得標高2962m、所要時間9時間27分(休憩込み)、消費カロリー3548kcal、帰宅時の体重63.20kg(!)

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