八ヶ岳高原サイクリング－前日ラン

25日（土）～26日（日）は清里を中心におこなわれる八ヶ岳高原サイクリングに参加。

25日は前日ランということで、10人強が集まって野辺山～清里のポタリングを楽しんだ。案内は、八ヶ岳高原サイクリングの事務局長もしている「中の外遊び」の中川さん。参加費1000円。

■野辺山駅前に集合した参加者

朝方、東京を出るころは曇っていたが、野辺山に着くころには快晴。暑くもなく寒くもなく、絶好のサイクリング日和だ。

まずは野辺山駅南側、畑の中を走る。畑の中に「山梨の木」が生えていた。話にはよく聞くし、写真もよく見ているのだが、（それとわかって）実物を見るのは初めて(^^;)

■山梨の木

「こなし」という木もあって、そちらは赤いつぼみから白い花が咲くとか、酪農農家は年中無休で大変だとか、そんな話を聞きながら畑の中をしばらく走ったあと、平沢峠へと上る。

それほど長い上りではないけれど、斜度は最大で10％くらいとけっこうある。東京から一緒に参加したＯ氏は数年前からツーキニストで自転車にはそれなりによく乗っており、去年、自転車を買いに行かなきゃといいつつなんとなく腰が重かった私をお店まで引っぱっていってくれた人物。で、そのＯ氏なのだけれど、通勤に使っている自転車で参加しており、スプロケットが小さめ。というわけで、平沢峠を上ったところで「坂、なめてました。平地とは世界が違う……」とつぶやいていた。

■平沢峠から見る八ヶ岳

平沢峠というと飯盛山の登山口というイメージしかなかったのだけれど、ここから見る八ヶ岳もなかなかのものだった。

裏道を通って清里ユース脇に出て、もともとの予定にはなかったそうなのだけれど、ブレドオールでパンを買って軽い昼食。ここは造りパン屋がたくさんある清里でも古くからある名店。どのパンもおいしいのだけれど、それだけにちょっと遅くに行くとほとんどなにも残っていなかったりする。

■ブレドオールでお昼

そうそう、ここのご主人が自転車フリークというのは、今回、中川さんに紹介されて初めて知った。

清里駅前で集合写真を撮ったあと（集合写真はまだもらえていない）、八ヶ岳サイクリングロードへ。駅から清里の森のほうへ踏切を渡った直後、左側駐車場が終わるあたりに入り口があった。このあたりには何度も来ているけれど、こんなところにサイクリングロードがあるとは知らなかった。

■八ヶ岳サイクリングロードを走る（自転車を走らせながら撮ってみた）

道が細く、木の枝などでときどき前輪がずるりと滑るので要注意だが、それ以外はとても気持ちのいい道。清里の森に向けてあがる道と並行するように蛇行したサイクリングロードとなっているので、斜度もほどよくて。ちなみに、上の写真に写っているのがＯ氏。

■八ヶ岳サイクリングロードの上端

サイクリングロードを上りきったところでおやつ。中さんがあらかじめ現地に用意していてくれたらしい。

■おやつを広げた中さん

サイクリングロード上端からははちまき道路を学校寮入り口まで下る。下ったら、信号をわたり、ちょっとだけ道の右端を通って、お店のすぐ脇から横道にそれる。ふーん、こんなコースが取れるわけね。現地に詳しい人の案内でないとなかなか走れないとは思うけど、いい感じ。

裏道でJR最高地点まで行き、そこで記念撮影。

そのあとは、橋のたもとで国道をわたり、八ヶ岳側の畑の中を走る。ここからだと、八ヶ岳とのあいだに電線などがなくてきれいに見える。

■八ヶ岳がきれいに見える

■満開の山梨の木

この山梨の木は、よく通る裏道のすぐ近くなのに、いままで気づいていなかった。まあ、花が咲かないとわかりにくい木だし、花が咲くのは5月末～6月頭の1週間くらいだから、気づかなくても仕方がないとは中川さんのコメント。

我が家がいつも八ヶ岳を見ているポイント、開拓記念碑で、また全体写真。その後、開拓の裏話などを聞きつつ、南牧村運動場のようなところまで走ってトイレ休憩。そこから滝沢牧場前を通り、国道のちょっと前で国道と平行に走っている裏道でヤツレンへ。ソフトクリームを食べて解散。

今回、かなり土地勘のあるあたりを走ったのだけれど、中さんの案内で裏道を通り、「あ、ここに出るんだ……」と思ったり、見落としていたものを教えてもらったりとなかなかに有意義なポタリングだった。

全体としてはかなり楽なランで、30kmほどの短い距離をゆっくり走り、あっちこっちでおやつを食べて……カロリーは消費より摂取のほうが多かったかも(^^;)