奥多摩周遊道路往復(自転車)
連休中は鹿角探しなどで山に入り、自転車から遠ざかっていたが、今日は、久々にかなりの距離を乗ることにした。当初、武蔵五日市から鶴峠、松姫峠を経て大月へ、元気があったら雛鶴峠を経由して高尾まで走るつもりだった。ところが、来週末の八ヶ岳高原サイクリングまでに道の駅たばやまに行かなければならない用事があったので、今日は、奥多摩周遊道路を越えたあと丹波渓谷側に上って道の駅たばやままで行き、奥多摩周遊道路を逆に走って戻ることにする。
朝一、いま非常勤で教えている大学院クラスの演習課題が朝6時締め切りだったので、6時に全員の回答をまとめて配布したあと出発。そのため、6時20分すぎと遅めの出発になった。昨日寝たのが11時過ぎで遅いので、いずれにせよ、あまり早くに出るのは無理だったんだけど。
予報は朝17℃、最高気温28℃とかなり暑い。というわけで、短いレーサーパンツに半袖で出発。一応、ウインドブレーカーとニーウォーマー(紫外線よけ用の薄手)は持参。そうそう、昨日、前後輪のタイヤを入れ替えた。後輪だけけっこう削れてきていたからだ。
武蔵五日市駅まで1時間15分というのは前回と同じ。これはやはり、平地の巡航速度があがったということなのだろう。
檜原村役場の前には、6月2日の東京ヒルクライムHINOHARAステージに伴う交通規制の看板があった。
■檜原村役場
■交通規制の看板
全面通行止めになるってことは、対向車線も使って走っていいってことなんだろうな。奥多摩周遊道路はセンターライン上に突起があったりして車線を変えにくいとは思うけど。
例によって、上川乗交差点で小休止し、Edge 800Jのラップボタンを押してスタート。今回は距離も長いはずだし、獲得標高も多いはずなので、心拍150くらいを上限に若干抑え気味に走る。
風張峠までの所要時間は66分48秒。初回の71分50秒よりもずっと速く、前回追い込んだときの65分09秒にかなり近い。地力がついた……と言いたいところだが、心拍の記録を見てみるとそうとも言いがたいようだ。
■心拍の記録-東京ヒルクライムHINOHARAステージコース
前回よりも抑え気味にしているのはたしかだが、初回よりも追い込んだ形になっている。体感的にはわりと楽な感じで走ったのだが……きつい走りをしても感覚的には少し楽だと感じるようになったってことだろうか。
記録で心拍が160を超えているあたりは、前に別のサイクリストがいて、それを追ってしまったため(追い越した)。Garminを見ないで体の感覚で走ったら、心拍高めで走ってしまったというわけ。ちなみに、私が初めて追い越したのは、白髪のおじさんだった。年齢的には似たようなものなんじゃないかなぁ。力はそっちのおじさんのほうがあったと思うけど(私はフロントダブルで風張峠まで上れないと思う)、それを抜けたのは機材が違うからだろう。つまり、私のバイクはフロントトリプル+リア30Tというロードとしてこれ以上はないってくらい軽いギアがついているのが効いたってことだ。
風張峠で止まらず、月夜見第1駐車場まで下る。前回までは月夜見第2駐車場で休憩にしたが、月夜見第1駐車場のほうが眺望がいい。
■奥多摩湖をバックに
それにしても暑い。月夜見のあたりで23℃という表示が出ている。このくらいだと、上りはもちろん、下りはじめても寒いと感じない。多少は迷ったが、ウインドブレーカーなしで下ることにする。
奥多摩湖まで下りきったところで左折し、丹波渓谷へ。10キロほど走ると道の駅たばやまに着く。ここで空になったボトル1本を補充(もう1本は7割ほど残っていた)。食堂も開いていたので、丹波鹿丼(650円)を食べてみる。
■丹波鹿丼(和風)
■テラス席にしたので新緑の山々が見える
悪くないけど、びっくりするほどおいしいってほどでもない。鹿肉ソーセージはとってもおいしいと思うんだけど、自転車だと買って帰れない。次回は鹿カレーにでもしてみようかな。
■丹波鹿カレー誕生秘話
そうそう、食堂のわきにロードバイクなどをひっかけるポールが設置してあった。
■自転車置き場
道の駅たばやまを出たら奥多摩湖へ戻り、奥多摩周遊道路へ。こちら側は東京ヒルクライムOKUTAMAステージのコースになっている。走行距離13km、標高差570mなので、東京ヒルクライムHINOHARAステージ側が走れるならこちらもたぶん大丈夫。ちなみに時間制限は、9km地点通過が45分、最終的に70分となっている。
せっかくなので、Garminのラップボタンを押し、タイムを計りながら走ってみる。とはいっても、今日はここまでに1700mほども上っており、このコースを走るうちに獲得標高が2000mを超える。さすがにきついだろうなぁ~。
■心拍の記録-東京ヒルクライムOKUTAMAステージコース
制限時間内の60分07秒で走りきった。走りきったのだが……心拍の記録を見ればわかるように、途中で休憩を入れている(^^;) こちら側は勾配があまり変化せず、そこそこの斜度でず~っと上り続けるのだ。休憩できるポイントがなく、かなり疲れた脚にはきびしかった。
■風張峠
そうそう、風張峠に横から上ってくる道があるって聞いたのだが、たしかに、風張峠駐車場の反対側に道が出てきていた。北秋川から回り込む道で、車が少なくていいらしいのだが……なんか、傾斜がはんぱないって話も聞く。
■風張峠にいたるもうひとつの道
水がなくなりそうなので、都民の森で補給する。都民の森には自転車のオブジェがあったり、6月2日の掲示が出ていたりした。自転車置き場も完備されている。
■都民の森のオブジェ
ここから武蔵五日市まで快調に下る。青梅街道は車もトンネルも多くて走りにくいが、こちら側は気持ちよく走れる。道の駅たばやまには行かなくてもいいけど、奥多摩周遊道路往復を定番にするのがいいのかも。
武蔵五日市駅前で山猫亭に寄ろうと思ったのだが、閉まっていた。改めてウェブサイトを見ると火曜が定休となっていた。ここはご主人が古くからの自転車乗りで、そっち系で有名なところらしい。汗だくでも入れてもらえそうだし(唇の周りをなめるととっても塩辛い^^;)、いろいろと話が聞けそうで楽しみにしていたのだが。残念。
しかたがないのでそのまま帰路につく。途中、よさげな喫茶店かスタバでもあれば休憩しようかと思ったのだが、残念ながらそのような店はなく、4時10分ごろ帰着。
総走行距離164km、獲得標高2390m、所要時間9時間47分(休憩込み)、消費カロリー3580kcal、帰宅時の体重66.10kg(←瞬間風速ながら、あと数百グラムで体重10キロ減!)。
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