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2013年4月19日 (金)

奥多摩周回(自転車)

今日は、風張峠をめぐる奥多摩周回コース。

ルートラボのこのコースは、『関東周辺スポーツサイクリングコースガイド』(↓)で、「東京でいちばん標高の高い奥多摩周遊道路を駆け抜ける」と紹介されているコースを出発点の武蔵五日市までぐるり周回するようにしたもの。


ルートラボによると獲得標高が2100mあまりだし、奥多摩周遊道路はエンジン付いてるバイクで昔からよく走った道でかなり傾いている記憶があるしで、時間的な余裕があるときでないとチャレンジするのは怖い。というわけで、朝早くから出ていい今日、チャレンジすることにした。

天気予報は晴れで、気温の予想は、朝方13℃、最高気温16℃、夕方10℃。昨日までと違ってかなり涼しいらしいし、風張峠は標高1146mと高いので、ウインドブレーカー以外にニーウォーマーだけでなく上着もそでが脱着可能なものを持参。温度変化に幅広く対応できるようにしておく。

4時45分起床で走りはじめたのは6時15分くらいだった。朝は、なんだかんだで1時間半くらいかかるようだ。トイレはすませておきたいが、起きてしばらくしないとなかなか、なので(^^;)

当初は武蔵五日市まで輪行で往復する予定だったのだが、ふと気づけば、時間的には自走してもほとんど変わらない。自転車のパッキング・アンパッキングに時間がかかる上、武蔵五日市だと電車は乗り換えがあるのに対し、道は比較的空いているからだ。距離が長いときつくなるかもしれないが、その場合は、奥多摩駅あたりから輪行で戻る手もある。

というわけで、とにかく、自走してみることにする。

武蔵五日市駅着は7時40分。あの出発時間から輪行していたら駅着が7時36分なので、武蔵五日市駅発は7時50分というところか。

■武蔵五日市駅着は7時40分

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去年の夏、武蔵五日市まで往復してみたときは武蔵五日市駅までで疲れてしまい、この先、さらに坂をあがるなんてとても考えられない状態だったが、今回は、まだまだ走れるという感じ。やっぱり、この1カ月あまりで体がかなりできたということだろう。

ここから檜原街道で少しずつ標高を上げていく。

上川乗の交差点で小休止。本格的な上りに備えて上着の袖を外し、ニーウォーマーも脱ぐ(ウインドブレーカーは武蔵五日市駅より前に脱いでいる)。

■上川乗交差点で上りの準備をする

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ここから風張峠までの15kmあまりは東京ヒルクライムHINOHARAステージというヒルクライムレースのコースとなる。せっかくなので、この部分は(可能なら^^;)止まらずに走り、時間を計ってみようと思っていた。ちなみに2012年大会の優勝者は36分あまりで上ったらしいが、私にとってはレベルが違いすぎて参考にもならない。目標は、制限時間の80分。2012年大会は完走率が75%くらいなので、80分以内で走れれば初心者としては悪くない。

時間を計っていることもあり、ところどころにある下りも脚を回して時間短縮を図る。下りでスピードを高めれば次の上りを途中まで勢いで上れるし。傾斜は、ところどころで10%という表示が出るが、逆に言えばそのくらいであり、思ったほどきつくない。心拍は、前半が140台、奥多摩周遊道路に入ったあとは150前後といったところ。

奥多摩周遊道路に入ってすこしのあたり、ロードとしてはめちゃくちゃ軽い設定にしてあるインナーローのケイデンス75くらいでとぼとぼ上っていたら、スピード3割増しくらいの自転車がすいっと抜いていった。ケイデンスはほぼ同じ。それでクランクとスプロケットが普通の設定なら、あのくらいのスピードになるわけだ。もちろん、いまの私ではパワー不足で走りつづけられなくなるわけだけど。

『関東周辺スポーツサイクリングコースガイド』によると風張峠には「標高1146mを示した標柱が立っているが展望はない」とあるし、自動二輪で走るときも最高地点に駐車場があった記憶がない。標柱を見落とさないようにしなければと思いつつ走っていると、そろそろ風張峠と思ったあたりで下りが出てきた。きょろきょろしてみるが、標柱らしきものはない。サイクルコンピューターで高度表示のページを見てみると……風張峠近くで少し下がってまた上がるらしい。

最後の上りはほんの少しであっけなく風張峠に到着。

■風張峠

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所要時間は71分。おー!

ちょっと先の月夜見第1駐車場まで下り、体を少し冷やしてから、ニーウォーマー、上着の袖、ウインドブレーカーと防寒フル装備とする。気温10℃のなか、ダウンヒルをするのだから。

奥多摩湖まで一気にくだる。カーブを警告するためだと思うが、帯状に赤くペイントされているのが怖い。サスペンションがない自転車にとってはがたがた道に等しいからだ。

奥多摩湖畔を巡って小河内ダムで小休止。まだ11時なので、予定外のところまで足を伸ばすのもいいかも……と思いつつ、一応、メールをチェック。と、お世話係から「にこばっかいが学校を休んでいるので、できれば早めに帰宅を」とのメールが。うーむ、どうしよう。

■奥多摩湖畔

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ともかく、ウインドブレーカーだけ脱ぎ、青梅街道を下る。奥多摩駅で電車の時間を見てみるが……輪行の準備をしていると次の電車には乗れそうにないし、その次は30分後で、自走するのとあまり変わらなくなりそう。というわけで、自走することに決定。

青梅からの戻りは道を完全には覚えていないし車が多いので、予定どおり、梅ヶ谷峠経由で武蔵五日市へ。梅ヶ谷は小さな峠だが斜度は10%がずっと続いてけっこうきつい。こりゃ暑くてたまらんと、止まってニーウォーマーと上着の袖を脱いだが、結局、そのちょっと後で峠だった(--;) まあ、ここからは標高も下がる一方なので、そのまま走ることに。

武蔵五日市駅に戻ってきたのは12時30分。武蔵五日市発着の奥多摩周遊にかかった時間は4時間50分ということか。ルートラボの想定所要時間が5時間半だから、やはり、少し短い時間で走りきっている。といっても、ほとんど上りの上川乗~風張峠はルートラボの想定所要時間が61分に対して71分かかっているわけで、下りがルートラボの想定より速いのか休憩が想定より短いのか。

■武蔵五日市駅

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武蔵五日市駅から輪行しても時間的にほとんど早くならないし、まだまだ走れる感じなので、家まで自走することにする。早めの帰宅を狙うので、下りもペダルを回すし平坦路の巡航速度も時速30kmくらいと高めに保つ。

結果、帰宅は1時50分。奥多摩駅から輪行していたら5分くらい早くついたかな(^^;)

本日の総走行距離は136km、所要時間は7時間34分、獲得標高は1773m。あれ、ルートラボによると奥多摩周遊だけで獲得標高が2135mあるはずなんだけど……ルートラボがまちがっているのだろう。

武蔵五日市までの道は青梅より車が少ないし、今回のルートは定番にしていいかも。

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