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2013年4月17日 (水)

サドルバッグの改造

自転車で走りに行く場合、荷物をどのように持っていくのが大問題。

家に近い町中を走る場合なら、補給食はコンビニにする、余分な服は持たないなどで荷物を減らせる。飲み物のボトルも1本でいい。最悪、タクシーで帰ってくればいいとハラをくくれば工具だって持たずにすませられるだろう。

去年、多摩湖周遊くらいのころは(↓)を使い、スペアチューブ(1本)、工具、ワイヤーロック、携帯電話を入れていた。ボトルは1本で、もうひとつのボトルホルダーにはツール缶(↓)を刺していた。

だが、最近のように山の中へ行く場合、飲み物や補給食もなるべく持参すべきとなる。ボトルは当然のように2本(特に私は汗かきなので水分は多めに用意する必要がある)。行った先の天候がよくわからないし高度が上がると寒い可能性があるのでウインドブレーカーも持っていくべき。輪行するなら輪行バッグも持ち歩く必要がある。もちろん、最低限の工具類もないと、山の中で途方に暮れるおそれがある。

こうなるとtopeakエアロウェッジMの1.3リットルではとても足りない。じゃあ、容量が2リットル近いLサイズのエアロウェッジにすればいいんじゃないだろうかと考えた(↓)。

エアロウェッジLでよければ、MとLで付け替えて使えて便利なはずなのだが、細くなっている部分の幅がMよりも広く、脚の裏側に当たる(--;)

どうしようかなぁと思っていたところ、ブルベと呼ばれる長距離ライド(200km~600kmが多い)ではORTLIEBのサドルバッグが人気との情報をゲット。調べてみると、エアロウェッジと同じようにS、M、Lと異なるサイズもある(↓)。

容量はSが0.8リットル、Mが1.3リットル、Lが2.7リットル。形はエアロウェッジが細くて曲がっているのに対し、ちょっと太めでまっすぐ。容量の数値以上にものが入りそうだ。これで脚に当たらないならベストだろう。

脚への当たりについて、太めなのはマイナス要因となる。だが、シートポストと固定する部分が上になる点は当たりにくくなる要因だ。シートポストは後傾しているわけで、取り付け位置が上になればサドルバッグが少し後ろにずれるはず。ペダリングする脚のほうも斜めになっているわけで、その関係からどうなるのかよくわからないところがあるが。ネットで評判をチェックすると、当たらないという人と当たるという人がいる。ポジションとかによるってことなのだろう。

考えていてもわからないので、ともかく、Mを買ってみた。口はまるめて止めるタイプで、どのくらい丸めるかにもよるが、エアロウェッジのLに近いくらい詰め込むことができそうだ。

取り付けてみると……脚に当たる(--;)

ダメじゃんと思いつつ、よく見ると、シートポストに固定する部品がネジで本体にとめられている。ネジ止めということはばらせる→改造可ということだ。ここを改造すれば取り付け位置を少し後ろにずらせる(シートレールに取り付けるアダプターとの固定箇所は位置調整ができるようになっている)。10mmか15mmも下げられれば脚にあたらなくなるだろう。

エアロウェッジはマジックテープが本体に縫い止められているので改造しにくい。

■シートポストに固定する部品はネジで本体にとめられている

20130417_img_0070

■ばらしたところ

20130417_img_0068

ネジはM4。もともとの長さより15mm長いものがあったので、その先端をカットして使う。継ぎ足し部分は15mm厚のゴムで作ってみた。

■継ぎ足し部分。アダプター底部の形状に合わせて両側を少し削っている

20130417_img_0014

■仮組みしたところ

20130417_img_0015

■本体に固定

20130417_img_0018

■サドル下に設置

20130417_img_0020

脚にあたらなくなった\(^o^)/

ポジションによっては当たることがあるのだけれど、普通に乗っているときは大丈夫。

よかった~。それなりの容量があって脚に当たらないタイプというと、シートポストからステーを伸ばす形のものがあるのだけれど、そちらは、カーボンのシートポストにつけられない。ポストにかなりの力がかかるので、アルミポストでないとダメということなのだろう。

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