高尾まで初輪行

高尾まで輪行して、高尾～和田峠～大垂水峠～高尾というコースを走ってみた。

■高尾駅北口にて

先週の奥多摩140km、あれはあれでよかったのだけれど、都市部は車と信号が多く、空気も悪ければあっちこっちで止まらざるをえない。対して、高尾や武蔵五日市、青梅あたりまで輪行してしまえば、気持ちよく走れる部分だけになるのではないか、というわけ。

今回は初めての輪行ということで、自転車のパッキングに50分、パッキングを解いて走行準備をするのに30分くらいと、輪行の処理に合計で1時間20分ほどかかった計算になる。手慣れてくれば10分くらいでパッキングできるらしいんだけど。

ちなみに今回のコース、『関東周辺スポーツサイクリングコースガイド』（↓）では、「ロードビギナーが地脚を鍛える練習コースにおすすめ」と紹介されている。

高尾の出口は、到着番線にもよるのだろうけど、前気味がいいようだ。電車は10時20分高尾着くらいのものだったけど、がら空き状態だった。次回はもう少し前の電車に乗ってみよう。9時をすぎれは大丈夫なんじゃないかな。

今日のコース、距離は45km強で獲得標高が1000m弱。所要時間は、本では3時間20分、ルートラボでは3時間となっている。

実際に走ってみると……和田峠の坂がかなりきつい。サイクルコンピューターの表示だと、13％とかがあちこちで出てくる。このくらいきつい坂が続くと、心拍数を抑えて走るとか言っていられない。インナーローにしても、すぐに140、150、160と心拍があがっていくのだ。「220-年齢」という簡易計算による最大心拍数は、私の場合、160台の後半。この計算だと低めに出ることが多いという話もあるので、一応、サイクルコンピューターには170で登録してあるのだけれど、170まで実際にあがってしまった。

この状態で続けて走るわけにはいかないので、自転車から降りて休憩。結局、3kmほどの上りで2回も休憩してようやく上まであがることができた。あきらめて3回目の休憩を……と思ったところで茶屋が見えたので、2回休憩でホントにぎりぎりって感じ。

高尾駅～和田峠の所要時間は1時間23分（休憩込み）。

和田峠の休憩所では、ロード用自転車の置き場を製作中だった。自転車がたくさん来るのにロード用の置き場がなく、そのあたり一面に横倒しで置かれても困るってことらしい。シートを引っかける水平のパイプを設置するとのこと。

和田峠を出発したところで、写真を取り忘れたことに気づいた。でも、和田峠から山梨県側に少し下りたところに富士山などが見える絶景ポイントがあるとのことなので、そちらで写真を撮ることにして走っていくと……いつの間にかずいぶんと下に降りてしまった。道の左側にちょいとベンチがあるのは気づいたのだけれど、どうも、そこだったらしい(^^;)

上りは1車線の狭いつづら折りだったけれど、下りは2車線の広い道。センターラインを超えてくる車があるかもしれないので、一応、左側に寄りつつ、快調に飛ばして一気に下る。

『関東周辺スポーツサイクリングコースガイド』では「大垂水峠に備えて相模湖畔の公園で休憩を」と書いてあったので立ち寄ってみた。これは止めたほうがいいようだ。20号線から大きく下ったところにあるため、長時間の休憩をするのでなければ、上り返すところで休憩分くらい使い切ってしまう。っていうか、私にとっては、休憩なしより疲れた状態で大垂水峠をのぼり始めることになってしまった(--;)

和田峠に比べれば大垂水峠は楽。和田峠で脚が疲れているので、インナーローまで使ってしまったけれど、心拍をそれほど上げずに走るというパターンが取れるので、途中で止まる心配はない。気温はかなり高くて、道路脇には26℃と出ていた。今日は、走り始めから終わりまで、7分丈のパンツに半袖で走ったのだけれど（下りもウィンドブレーカー不要）、予報より暖かかったということなのかもしれない。

それにしても、20号はトラックが多い。ま、仕方ないと思うけど。トラックは高尾の街をバイパスするらしく、トンネルへの分岐から先は快適。

結局、周回に要した時間は2時間45分（休憩含む）。ほかのコースもいくつか走ってみないと確実なことは言えないけど、ルートラボの予想時間くらいでは走れるってことかなぁ。あれを基準にどこを走りに行くのか決めるのは、まだちょい危ないとは思うけど。

そうそう、今日は、追い越していった自転車が2台、すれ違ったのが7～8台、和田峠で休憩中に後ろから上ってきたのが1台と少なくとも10台前後は自転車が走っていた模様。あ、もちろん、私が追い越した自転車は1台もありません(^^;)