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2012年5月 7日 (月)

弁当自作大作戦

こばっかいが高校に入学したことをうけ、我が家は弁当自作大作戦を展開中。

基本的な考え方は(↓)。

  • お昼代として親は1回あたり500円を支給。
  • 弁当を作って500円をこづかいにするもよし、その500円で買い弁するもよし。

実はこれ、お世話係のお友だちがやっている方法なのだ。話を聞いて感動し、我が家でも実践することにした。高校生になると、部活の友だちとご飯を食べにゆく、カラオケにゆくなど、お金が必要なことがいろいろと増える。いままでどおりの小遣いではとても足りないし、かといって、小遣いの大幅増額や遊びにゆくたび「おかねちょーだい」はポリシー的に我が家ではありえない。

我が家の場合、小遣いは「お金の使い方を覚えるためのもの」と考えている。だから、欲しいモノを買う、友だちと遊びにゆくなど遊び系のことはすべて小遣いでまかなうこと、学校や勉強系の出費は別途としている。また、金額は週あたり50円×学年(小学校からの通算)と、年齢があがれば金額が増えるようにしている(年齢があがったら大きなお金を扱えるようになれってこと)。高校1年だと500円/週。これを月払いで渡す(土曜日の回数を週の数とする)。

ただし、我が家の場合、にこばっかいの弁当をどうするかという大きな問題が発生する。

お友だちのお家は下の子が給食なので、高校に入った上の子だけが弁当自作制度の対象になる。これに対して我が家の場合、にこばっかいが弁当なので、上の子に弁当自作制度を適用しても親の手間はほとんど変わらない(毎日、にこばっかいの分を作らなければならない)。にこばっかい用として用意したおかずをこばっかいが詰めて持っていってしまうなんてこともありえるし、そんなことが起きたらケンカになること請け合いである。また、将来的ににこばっかいが高校に入ったら同じ制度を適用するわけで、そこの移行がうまくいく方法でなければならない(ふたりの間に不公平感が生まれないようにしなければならない)。

夫婦でいろいろと話し合った結果、(↓)でやってみることになった。

  • 親(基本的にお世話係。ごくご~くマレに私)とこばっかいで1週交代
  • 作る人間は、にこばっかいとこばっかいのふたり分、弁当を作る
  • こばっかい担当の週は、弁当を作れば1日1000円を渡す、弁当を作らなければこばっかいとにこばっかいに500円ずつを渡す(にこばっかいも買い弁にする)

親にとっては、いままで毎日弁当を作っていたのが1週おきでよくなる。将来的ににこばっかいが高校生になったときは、親の担当週をにこばっかいの担当週にすればスムーズに移行できる(はず)。

こばっかいにとっては、通常なら月に2000円~2500円しか入らないはずだったのに、弁当を作れば月に1万円前後が追加で入る計算になる。友だちとでかけることが多くてお金がいるなら、朝、がんばって弁当を作ればいい。作るのが面倒なら買えばいい。いずれにせよ、半分は親が弁当を作ってくれるから、毎日はやらなくていい。

それなりに悪くない制度だと親も思ったし、こばっかいも「やる!」と意気込んでいたので4月頭から実施することにした。

いまのところ……それなりに作っている。まあ、親が買っておいた冷凍食品中心の弁当だったりはするのだけれど。慣れてきたら、肉野菜炒めを作るとか、いろいろとトライしてもらおう。

中学に入ったあたりから、おかずはお世話係が用意しておく(皿や鍋に入っている)、詰めるのは自分たちでやるという形をとってきたので、移行がスムーズだったという面もあるだろう。私がカレーを作った日の翌日などは、いままでも自分たちで鍋から適当にカレーを取り出し、温めて詰めていたわけで、そういう適当な残り物がある日ならいままでと変わらない作業で1日1000円(ふたり分)が入るのだから。

にーちゃんが作った弁当はイヤだとにこばっかいが言うんじゃないかというのが最大の懸念だったのだけれど、いまのところは大丈夫のようだ。

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