雪道の恐怖

今年は29日から八ヶ岳。今年も雪は少なめなのか、清里あたりまでは路面どころか路肩にも雪がなかったが、さすがに野辺山にはいったあたりから路肩には雪があるし、脇道にはいると路面も雪に覆われている状態になった。

昨日は夕方について清里Rockでこばっかいの誕生会。ゆっくりたくさん食べて10時近くに野辺山にはいると……なんだか国道左端にこちらむきに止まっている車があるような……？　おかしいなぁと思いつつ近づいてみると、側溝に落輪していた。そのすぐ先にはゆるい右カーブ。つまり、対向車線を走ってきた車がそのカーブを左に曲がろうとしてスリップし、そのまま対向車線（つまり私が走っていた車線）をこえて落輪したっと。スリップした瞬間にそこを走っていたら横からぶつかられていたってことね。怖いわ～。

今日はお昼ごろから年末年始のお買い物。

昨日、あんなことがあったので、事故の話とか雪道の怖さとか、そういう話をしながら走る。買い物後、嫁さんと子どもたちは清里萌木の村にあるオルゴール博物館のコンサート、私はアングーテさんでお茶しながら仕事(^^;)。そんなこんなで6時すぎ、まっくらになってから野辺山へ。

昨日、対向車が落輪していたところまでもう少しというあたりで前方、対向車線の車がこちらの車線に出てきたような……？　右折にしてはヘッドライトがこっちを向いてるようだし変だなと思ったら……え、なんか、コントロールを失っている気がする(--;) どんどんおしりを振り、ほぼ真横になってこちらの車線をふさいで滑ってくる……気づいた時点でブレーキを踏みはじめたが、こちらが止まってもそのあと突っ込まれそうな位置関係。どーしよー。

相手の車、頭が自分の車線を向いているからか、右車線に戻ってゆくが、なにせ車は道路に対して真横。ガードレールにぶつかって跳ね返ってきた！　こちらの車線がまた半分以上、ふさがれる。もう目前。あきらめるしかないのか？

もう一度、相手の車が右車線に向けて動く。こちらの車線は2/3くらいも開いたか。彼我の距離はあと数メートル？　もう一度跳ね返ってくると横っ腹に突っ込まれるだろう。いちかばちか、まだ右に向かって動いている車の後ろぎりぎりをねらうコースでアクセルを強めに踏む。左車輪は路肩だが、このくらいなら落輪はしないはず！　車の前端が相手の車の後ろにさしかかったあたりですきまは30cm？　跳ね返ってくるタイミング次第では車の側面、後ろ端あたりをガリっとやられるか!?

緊張の一瞬……ぶつからなかったぁ！

昨日の怖いわ～なんて比べものにならない恐怖。ホント、ぶつからなくてよかった。ここでぶつかっていたら、この年末年始、予定もなにもなしのぐっちゃぐちゃになるところだった。

それにしても、なんであんなまっすぐのところで対向車線に飛び出すほどコントロールを失ったのか……というところで思いついた。もしかして、その前を走っていた車を抜こうとしたのかも。ハンドル切って右車線に出てアクセル踏み込んだら、後輪が滑ったとか？　そういえば、FR車ならいかにもという滑り方だった（その瞬間は、どうやって逃げるかしか考えていなかった）。

ちなみに私の車は四駆の四輪スタッドレス。だから、すれ違う瞬間、アクセルを強めに踏んでも滑らないのだ。とはいえ、全開で踏むと危ないので、強めにしか踏まなかったわけだけど。