キーボードの試験中

仕事が少し落ち着いてきたので、ン年来の懸案だったキーボードの交換に向けて動きはじめた。とりあえず、2台使ってテスト。

■キーボード2台を並べたところ

私の場合、手首を含めて関節が硬いので少しでも自然な形になるようにしないと無理がでる（ホントは、体が柔らかい人も無理はしているはずだと思うんだけど）。そのため、今までエルゴノミクスキーボードとかナチュラルキーボードとか呼ばれるものを使ってきた。手がハの字型になるので手首がまっすぐになるのだ。

■今使っているなんちゃってナチュラルキーボード（大昔、アキバで買った安物。メーカーなど一切不明）

ただ、この形のキーボードは製品が少なく、キータッチのいいものを選ぶなどができない。それこそ東プレのReakforceみたいなものが欲しいのだが、まっすぐなものしかないのでダメなのだ。

実は、東プレには別形状のキーボードを作って欲しいと頼みに行ったことがあるが……要するに、一番売れているタイプ以外は作るのにリスクがあるのでやらないと断られてしまった。一番売れているのが一番売れるタイプとは限らないんだけどね。

ないなら作るが私の考え方なので、もうン年前から作ることを考えている。といっても、メーカーと同じような作り方はできないので、既製品を改造する。簡単に言えば、キーボード2台をぶったぎって組み合わせようというわけ。

パーツとして目を付けたのが、写真にあるMajestouchシリーズ。メカニカルキーで打鍵のフィーリングがよさそうなので。東プレReakforceがいいと聞くけど、静電容量式というあのスイッチが改造できるのか不明だし、あの高いキーボードを2台もおしゃかにしたら悲しい。改造は手間もすごくかかるんだし。Majestouchシリーズなら、東プレReakforceの6割くらいの値段で買えるし、メカニカルスイッチなのだからどうにでもなる世界。

ただ、今までのキーボードは、普通ならスペースキーの両側にあるキーが別の場所にあるとか、いろいろと普通でないものだった。

ということは、割と普通の感じになるMajestouchシリーズが合うかどうか不安。というわけで、とりあえず、2台使いでテストをすることにした。この形だと、両手を肩幅くらいに開いた状態で手首がまっすぐになるので、最終形における打鍵の感じに近いものがえられるはず。

まだ慣れないのでタイプミスが多いが、たぶん、最終的にはいい感じになりそう。押下に必要な圧力が少ない上（要するにたたいた感じが軽い）、キーストロークが4mmで、2mm押すとタイプされるので底付きさせる必要がなく、指への負担がかなり減りそうなのがうれしいな。

なお、両手が今のように肩幅くらい開いたほうが自然な状態になるかと思っていたが、どうやらそうでもないことが判明。肩幅にすると、手のひらを向かい合わせる方向が自然なのだ。言い換えると、キーボードをたたくために手のひらを下に向けると二の腕に負担がかかる（そろそろ疲れてきた）。両手は、体の前でハの字にするのがよさそうだ。

肩幅にしてキーボードを立てるという方法もあるが……あまり普通と違うことをやりすぎるのもなんなので、今回はハの字で行こうと思う。

それはともかく、新しいことをトライするとそれが刺激になっていろいろとアイデアが浮かぶ。

最初は、右手部分と左手部分に切りはなし、合体させるつもりだった（それで2台必要なのは、スペースキーが両方に必要だから）。たくさんのキーが余るので、それなら、右手部分と左手部分、どっちも少し余分にキーを残し、欲しいキーに割りあててしまえば便利かもしれない。あと、スペースキーの手前にも、右手、左手の親指で押せるキーが設置できそう。よく使うリターンキーとかバックスペースキーとかあったら便利だろうな。どちらも、普通のキー配列だと右手がホームポジションから動いてしまうので。

さぁて、こうして表に書いたからには、年内くらいにはなんとかしないとな(^^;)