ハワイ~5日目-帰国
最終日、朝、起きたらまずは荷物を作る。今回、にこばっかいが登山用リュックで自分のものすべて、こばっかいが小スーツケースで自分のものすべて+子どもたち用シュノーケルなど(スペース余りまくり)、親が大型スーツケース一つ(着替えその他で埋まったのは半分ほど)とスペースには余裕がある。だから楽勝と思っていたのだが……誤算があった。おみやげにと大量に買ったクッキーカンパニーのクッキーだ。それもおみやげ用に硬い箱に入ったものは少なく、大半は簡易な箱だったりビニール袋入りだったり……これをスーツケースに入れると、帰国時にはみんな粉々になっていそう。アマゾンの空き箱とか靴の空き箱とかを持って行くべきだった。次回への教訓。
こばっかいが買ったホラ貝も問題。これが割れたら大泣きするのは確実。というわけで、クッキーとホラ貝は基本的に機内持ち込み荷物にする。ホラ貝は、ABCストアーで折りたたみの保冷バッグを買い、回りにTシャツなどを詰める形で入れた。上部にあまったスペースにはクッキー。クッキーは手提げでもいいかなと思っていたら、なんと、機内持ち込みはひとり1個!? 昔はふたつ持ち込めたのに……ってことは、各自が身の回りのもの持ったらそれで満杯? にこばっかいの持ち物を残りのみんなに割り振れば、ひとつ分は余裕が生まれるが、それでもひとつ分だけ。ホラ貝とクッキー、ふたつはダメ……どうしよう……
ここで役に立ったのが、日本出発直前、念のためとスーツケースにぶっこんでおいたボストンバッグ。ホラ貝を入れた保冷バッグをさらにこのボストンバッグに入れ、その回りに残りのクッキーを詰めると……お~、ひとつにまとまったぞ。これでぎりぎりなんとかなりそうだ。
荷造りはめどが立ったので、しばらくホテルのプールで遊ぶことにする。
プールは空いていた。一緒になった男の子とこばっかい・にこばっかいがなにやら話をしていたが、アジア系ながら日本語はわからない子どもたちらしい。こばっかい・にこばっかいが怪しげな英語でなんとかかんとか話をしたらしい。なかなかわかってもらえなかったり、自分が言ったつもりと違う理解をされたらしいと思ったり。それはそれでとても楽しかったというから、最後にこのプールに来たのは大正解だったって感じ。そんな経験をしてもらうために連れてきたようなものなのだし。
親はふたりとも、プールサイドのリクライニングチェアに寝そべってのんびり。ほんのちょっとだけリゾート気分(^^)v
プールからあがったあとは、濡れた水着をバスタオルで巻いて踏みつけ、水分をとる。昔、出張中に洗面所で洗濯したときに使った手だ。もちろん乾きはしないのだが、水分がしたたる心配はなくなる。
空港へのピックアップはじーちゃん・ばーちゃんが泊まっているMarriott。じーちゃん・ばーちゃんはHISツアーでピックアップが早いが、JTBは比較的遅め。JTBはハワイに強いらしく、こういう細かいところに違いが出るようだ。スーツケースは事前にピックアップされたので、機内持ち込みの荷物だけを持ってMarriottへ。ハワイの民芸品っぽいお店をのぞいてみたかったので。
民芸品屋さんに3人が残り、私は買い物額に応じたプレゼントをもらう旅に出る。まずはクッキーカンパニーでクッキーの小袋をもらう。続いてMarriott内のABCストアへ。おみやげをいろいろと買ったこともあり、じーちゃん・ばーちゃんの買い物分のレシートをもらったこともあり、総額250ドルほど。マグカップ2個かカレンダー2枚、エコバッグ2つのいずれかとのこと。それならやっぱりマグカップでしょう。柄がいろいろあってちょっと悩んだが、最終的に図案化したウミガメをチョイス。子どもたちがケンカしないように、2個とも同じ柄にした。
民芸品屋さんに戻ると、にこばっかいがペンダントを買ったりしていた。木製品がたくさんあって、私としても気に入ったお店なのだけれど、残念なのが、大半のアクセサリーが海をモチーフにしていること。いや、ハワイだから当然っちゃ当然なんだけど。でも我が家は子どもたちふたりとも山ちなみの名前をつけるほどの山派。海モチーフはなぁ……と思ってみていたら、リングが目にはいった。あ、ちょっといいかも。ベルトのバックルとかペンダントとかは木製を持っているので、そういうのと合わせる感じで。木部の幅で3段階あったのであれこれつけてみて、最終的に中くらいのものをチョイス。200ドルくらいだからけっこう高い、かな。
そんなこんな、買い物を終わったときは、バスピックアップの集合時間5分前。はい、最後の最後まで効率よくというかなんというか……我が家的な行動だった。
空港について手荷物を預けようとしたら……今度は1個あたり60ポンドだかが制限だって……? いや、それって、でかいスーツケースなんてカンペキにオーバーするじゃん。我が家の場合、重いものは基本的に私のスーツケースに集めてあるわけだし……。案の定、私のスーツケースは70ポンド近くあった。仕方がないので、こばっかいのスーツケースに重そうなものをざざっと移す。スーツケースに余裕があってよかったわぁ。
セキュリティゲート前では、またも持っていた飲み物を飲み干して、にこばっかいの荷物を他の3人の割り振り、手荷物を無理矢理、4個にする。ゲートをこえたら、またすぐ5個に戻しちゃうんだけどね。
免税店で買い物をする趣味がない我が家は、パスポート・コントロールをすぎるとあまりすることがない。ただ、おみやげ小物を売っているお店を子どもたちがのぞきたいというので、とりあえず、立ち寄る。子どもたちは、それぞれ、ドルでもらったおこづかいのつじつま合わせを兼ねてお買い物をしていた。結局、親も、木製のブックマークなんぞを購入。
お店を出て、最後にアイスクリームでも食べて……という話になったあたりで、にこばっかいがと口をとがらせている。
- (にこばっかい)
- いろんな州のクォーターを貯めていたのに、それをドル札に交換させられた。
- (お世話係・Buckeye)
- いや、それって、日本円に戻せるようにドル札へ交換してあげてもいいよって話だったはずだよ?
- (にこばっかい)
- 換えなきゃいけないって言われた……。
- (Buckeye)
- そんなはずない。交換したドル札は持ってる?
- (にこばっかい)
- ある。
- (Buckeye)
- じゃ、それをもう一回、クォーターに換えてくれって頼もう。
交換したレジへ行き、事情を説明したら、レジからクォーターを山のように取り出し、「好きなものを選んでいい」とのこと。このときにこばっかいがゲットしたハワイ州のクォーターが、今回、我が家唯一のハワイ州クォーターとなったのだから、何が幸いするかわからないものだ。
そのあとゲート近くのアイスクリーム屋さんに寄ったのだが、甘いうえにとにかく量が多い。大中小で小を選んだというのに、日本なら特大サイズって感じ。子どもたちにはけっこうなカルチャーショックだったらしい。
飛行機の乗ったあとは、フライトアテンダントにちょこちょことジュースをもらったりなど、ふたりとも片言英語でがんばっていた。デルタだと日本語がわかるようなわからないような人が多いので、やはりちょうどよかったかも。
機内食は、まあまあだったと思う。格別おいしいなんてことは当然にないのだけれど、食べる気にならないなんてこともなく。ハワイ行きは寝ていて機内食を食べていないので、子どもたちにとっては初めての機内食。興味津々だったようだ。
成田到着から入国あたりは特にイベントもなく、たんたんと進む。ああっと、荷物が出てくるコンベアがふたつを使っていたのに、片方にフライト表示がなく、とっくに荷物が出ていたのに気づかなかったということはあったか。
戻りは、成田エキスプレスで東京駅へ、そこから中央線に乗り継いだ。夕飯は、ごくごく軽く、コンビニおにぎりを成田エキスプレスで食べる。飲み物は4人で1リットルかなと思ったのだが、こばっかいが「とってものどが渇いているから、それじゃ足らない」というので思い切って2リットルのボトルを購入。500ccのステンレス・サーモを持っているから、そちらに入れ替えて飲んでいたが……たしかに、あっというまに1リットルがなくなり、成田エキスプレスを降りるころにはステンレス・サーモに入りきれる量になっていた。
家に着くと、びっくりした3にゃんはベッド下に逃げこんでしまった。ま、1週間近くもいなかったのにどやどやと帰ってきたからね。
遊びまくりで疲れていたこと、成田エキスプレスから中央線でもなるべく寝ないで戻ってきたことから、家に着くとみんな爆睡。行きも帰りも時差調整はばっちりなようだ。
いや、それにしてもよく遊びました。
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コメント
旅行記まとめ、お疲れさまでした!
いや、本当によく遊んだね~。1秒のムダもなかったという感じで、楽しかったけど、リゾートではなかったなぁ (^^ゞ
帰った翌日は、子どもたちは2人とも「さっぱりしたものが食べたい、肉はいらない」だそうで、昼はそば、夜はおにぎりでした。
投稿: ばっかいず世話係 | 2010年7月28日 (水) 20時05分
楽しい旅行だったようで何よりです。
アイスクリームのカルチャーショック事件が、個人的にツボでした。私も初めてアメリカに来たとき、アップルパイのあまりの大きさと甘さにくらくらしたのを覚えております。(笑)
投稿: hideruss | 2010年8月 1日 (日) 03時26分
アメリカのお菓子ってね、ホント、甘くてでかいですよねぇ。アイスクリームなんて、あんな甘いのに、バケツみたいなものにいれたのを抱えて食ってるヤツとかいて……そら太るわと思ってしまいました。
大学院時代、学生寮の食堂でよく食べていたのですが、そこで仲のよかった学生がデザートをたくさん取ってくるんですよ。で、彼に「甘いか」と聞いて「甘い」と答が返ってきたら、私にはとても食べられないと判断して取らないことにしていました。彼に言わせると、コモンズのデザートよりもっと甘いものがいくらでもあるとのことでしたが。
投稿: Buckeye | 2010年8月 4日 (水) 06時00分