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2010年7月23日 (金)

ハワイ~4日目-ハナウマ・パールハーバー

朝、きれいなユニゾンで寝るこばっかい・にこばっかい(笑)

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4日目、午前中はハナウマ湾へ。午後はじーちゃん・ばーちゃんと合流してパールハーバー、その後、6時からHilton内のレストランで夕食なので、ハナウマ湾へはタクシーで往復する。タクシーは現地の人とネゴる手もあるけど、JTBのOLI'OLIタクシーというのがそれなりの値段なのでそちらを使うことにした。そこに手間をかけるより、遊ぶほうにエネルギーを使いたいので(^^;)

OLI'OLIタクシーは、JTBから借りた携帯でセンターに連絡すると手配してくれる。前日、予約しようと思っていろいろと聞いたのだが、あまり早くに予約するとドライバーが忘れたりするので直前のほうがベターと言われたので、朝、でかける用意がだいたいできたところで電話する。これが7時過ぎ。

手配から10分ほどでタクシー到着。人なつっこくておしゃべりなドライバーさんだった。基本的に英語で話をしているが、日本語も勉強しているとのことで、ときどき、片言の日本語が混じる。

30分ほどでハナウマ湾に到着。ハナウマ湾は往復66ドルで、片道ごとに半額を払うことになっているので財布を出そうとしたら、「帰りにまとめて払ってくれればいい」とのこと。異存はないので、そういうことにさせてもらう。

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到着後、まずはビデオを見る。15年以上も前に来たときには何もなかったけれど、自然保護のためにいろいろとややこしいことになったらしい。

海岸に降りて、まずはシュノーケリングのフィンを借りる。シュノーケルは子どもたち用として昔買った安物2セットを持ってきているがフィンがないのだ。最初は借りなくていいと思ったが、背が立たないところをしばらく泳ぐ可能性もあり、フィンはあったほうがいいだろうと思い直した次第。基本的に泳がないお世話係も、ハナウマ湾だけは少し海に入るというので、お世話係用のフィンも借りることに。と、レンタルのリストを見ていたら「度付き」レンズというのがあった。メガネのにこばっかい用はその度付きにしようと思ったが……度付きと書いてあるリストは日本語だけで、英語でなんというのかが書いてなかったため、お世話係が四苦八苦。苦し紛れにいろいろ言っていたら、窓口の人が一言、「ドツキ?」……はい、ソレっす。

お世話係が日焼けせずやけどになってしまうので、荷物番が残る場所としては、後ろのほう、木陰がある場所を選ぶ。

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まずは、にこばっかい、こばっかい、私の3人が海にはいる。15年以上も前、GW前に来たときは水がすごく澄んでいたが、その後、8月に来たときは水が濁っていて何も見えなかったので心配していたのだが、今回はそこそこきれいだった(ちなみに、昔来たときは、どちらも出張でハワイに来ていた^^;)。GW前に来たときほどではないと思うけど。

魚もたくさんいるし、サンゴの中にはウニがいっぱい。ふと気づくと、水にはいって30分くらいもたっていた。そろそろ交代しないとお世話係が水に入れずに終わってしまう(^^;)

一度、みんなで岸にあがり、私とお世話係が交代して、3人がまた海へ戻って行く。

それからまた40分か50分くらいして3人が戻ってきた。水はわりとぬるいのだが、それでも子どもたちは体が冷えてしまったらしい。じゃあ、終わりにしようか……といっても、タクシーが来ないと帰れない。ちょっと時間が余るかなと思ったら、「ひとりで行ってきたら?」とお世話係。せっかくなので、15分か20分くらい、ひとりで泳いでくる。子どもたちと行ったあたりとは別なほうへ。途中で顔を上げてみると、さんご礁で浅くなっているあたりのはずれ近くまで到達していた。時間があればその先、深いところまでゆくといいのだけれど、時間もないのであきらめる。とにかく、お魚を堪能した半日だった。

ざっとシャワーを浴び、さっと着替えて駐車場へ。

お世話係がトイレに行くあいだ、出口近くにあったショップをのぞく。ハナウマ湾の写真をシールにしたものと図案化したウミガメが印刷されたメモパッドを購入。写真シールは、あとでアルバムに貼る。メモパッドは一筆せん的に使うのによさそうだと思ったので。合流したお世話係、会社の机に置く用にと同じメモパッドを買い足す。

駐車場へ行くとタクシーが来ていた。戻りは渋滞もあったが、40分かからずに帰着。

予定ではすぐにお昼へだったが、子どもたちが少しバテ気味なようなので、小1時間、昼寝をさせる。その間にじーちゃん・ばーちゃんがホテルに来て合流。

Hilton近くのラーメン屋さんまでタクシーで移動し、お昼は牛テールのラーメン。意外にさっぱりしていた。

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ラーメンを食べ終わったあたりで、また、OLI'OLIタクシーの手配をお願いする。パールハーバーは往復80ドル。6人だとミニバンでないと乗れないので、小さなタクシーが来たらじーちゃん・ばーちゃんとこばっかい、にこばっかいの4人で行ってもらい、我々夫婦はゆっくりするはずだったのだが……お昼を食べているあたりでばーちゃんから「やっぱり心配だからあなたたちにも一緒に来て欲しい」との一言が……。そういう話なら、午前のタクシーに午後もよろしくって頼んでおけばよかったんですけどぉ。おもしろい人だったし、ミニバンだったんだから。来たタクシー次第って話だったから、手配時に「ぜひ、普通のタクシーを」って頼もうかと思ってスルーしたのになぁ。

「最悪2台になりますよ」と言われたが、結局、ミニバンのタクシーが来た。

そうそう、このラーメン屋さんがあったあたりのビルにかかっていた旗がコレ(↓)

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上側はなんとなくユニオンジャックがはいっている気がするのだが、そんな旗がなぜ、あちこちにあるの? あちこちで見かけるってことはハワイの州旗じゃないの? でもだったらなんでユニオンジャック???

パールハーバー着が2時45分。軍設備だからか、カバンは基本的に預ける必要がある。そんなこんなをして中にはいり、あっちに行くのこっちだのとごちゃごちゃしてから展示の入場券売り場に行くと……「アリゾナ行きは最終便が5分前に出た」とのこと。あちゃー。我々夫婦のいつもの動きなら間に合っていたんだなぁ……入口での写真とかカバンの預けとか、その他アレコレ、なんでこんなに動きが遅いのかってくらい時間がかかって7~8分か10分くらい足りなかったわけだから。

とにかく、仕方ないので、パールハーバーの映画を観て、湾を眺めたあと、潜水艦を見に行くことにする。単発のアドミッションはそれぞれの入口で販売していると書いてあったが、潜水艦の入口では、全体入口近くのアドミッションでチケットを買ってこいとのこと。アメリカでこのあたりについて文句を言っても始まらないので、さっさと戻ってチケットを買い、潜水艦に戻る。音声ガイドは「英語しかない」と言われたので、私がひとつだけ借りて説明するかと思ったら、入口の女性がぼそっと「日本語にセットした」……え? 日本語になるのならと子どもたちの分とかもと追加でお願いする。

潜水艦の内部は……いや、なんともせまいわ。数人で見て歩く分にはそれなりの広さという気がするが、ここにたくさんの兵士が乗り、何日も何週間も航海すると考えると……。ベッドも小さく、こばっかいやにこばっかいにちょうどという感じ。アメリカンサイズの連中なんて、体を縮めないと寝られないだろう。

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あと、食堂の椅子が半固定式だったのとかがいかにもって感じだった。

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音声ガイドの日本語はとてもよかった。こういうものに接すると、「なんでこんな訳にするんだよぉ」と思うのが職業病だったりするのだが、気になる点がほとんどないレベル。これはずいぶんしっかり作ってあるわ。ホント、驚き。

潜水艦のわきには人間魚雷、回天も展示されていた。

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潜水艦に搭載される魚雷よりもかなり大きい。もちろん、人が乗るためのスペースや生命維持装置などが必要で大きくなるわけだが、たぶん、爆薬量もかなり多いのだろう。潜水艦側の説明で、船舶1隻を撃沈するのに普通は3発の魚雷を使うとされていたが、この回天は1発で戦艦でも撃沈しようというもののはずだから。

ちなみにじーちゃんは、こばっかいの年に開戦となり、海軍兵学校に志願したが、たまたまカゼで試験に落ちた人。今、生きていられる理由の半分は、たぶん、そのとき試験に落ちたからで、人間、何が幸いするかわからないという話などをこばっかい・にこばっかいに熱心にしていた。こばっかい・にこばっかいにとっては、回天の話、特攻の話なども含めて、この日は戦争の話をいろいろと聞く日になった。子どもたちの学校では、平和教育として小6で広島、中3で沖縄へと修学旅行に行く。そのいい予習になったんじゃないかな。

パールハーバーの展示場所を出ると、例の旗を含めていくつもの旗がかかっていた。入口付近にいた軍関係者にたずねると、ユニオンジャックっぽいのは、やはり、ハワイの州旗なのだそうだ。ちなみに、その他の旗は空軍、海軍など軍の旗なのだそうだ。

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5時にパールハーバーを出て、タクシーでHiltonへ。6時すぎにレストラン(Bali Steak & Seafood)へ。ネットで予約するとき、「できれば夕日が見える席がいい」とお世話係が頼んでおいたせいか、なかなかにいい席だった。夕日そのものはちょっと見にくいが、すぐ脇にベランダがあり、そちらに出るといい景色が眺められる。夜7時半からの花火も、ベランダからでばっちり見ることができた。

花火は比較的小玉だったが、なにしろ打ち上げている場所が近い。そのせいでなかなかの迫力だった。風が陸から海へと吹いていて、煙がきれいに晴れてくれるのもいい。ただ、打ち上げ方はなんともアメリカン。とにかく、連続してあげようとするのだ。ほとんど、最初から最後までスターマイン状態だった。というわけで、情緒にはちょっと欠けるが、迫力という点では大満足の花火だった。

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花火のあとにデザート。子どもたちはチョコレートケーキを頼んだのだが、これがでかい。お世話係が頼んだパンプディングもでかい。私はコーヒーだけにしておいて正解だった。お世話係のパンプディングとか子どもたちのチョコレートケーキとかが回ってきたので。

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レストランを出たのは8時半ごろだったかな? かなりゆっくりしてしまった。

Hiltonからはタクシーで戻る。じーちゃん・ばーちゃんのところに寄って子どもたちはシャワー。私はその間に、じーちゃん・ばーちゃんが泊まっていたMarriottに入っているハーレーのお店をのぞく。夏用によさげなグローブがあったので、それとTシャツなんぞを購入。

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戻って子どもたちが寝たのは10時ごろ。

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コメント

この記事内のHyattは全てHiltonに要変換。それと、中学の修学旅行は中3だよ。中3の9月末に修学旅行に行って、その発表を11月始めの文化祭でやって、それ以降じゃないと受験勉強が本格化しないという学校なのだ (--;)

投稿: ばっかいず世話係 | 2010年7月28日 (水) 19時57分

はいちゃ。もろもろ直しておきました。

投稿: Buckeye | 2010年7月29日 (木) 06時35分

ハワイの州旗にユニオンジャックが使われているのは、英国に対する敬意の表れです。特にアメリカになる前のハワイは英国と関係が深く、両国の王室の関係も非常に良好だったと聞いています。

投稿: げんた | 2010年8月10日 (火) 02時06分

ああ、やっぱりそういう話ですか。昔、いろいろあったから、その関係なんじゃないかってお世話係が言ってました。でも最終的にアメリカになったんだからユニオンジャックはやめるんじゃないかとか、憶測がいろいろと出まして。そのあたりの人にちょっと聞いてみた範囲では、「ハワイの州旗。由来は知らない」だったんですよ。

投稿: Buckeye | 2010年8月10日 (火) 06時51分

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