子どものおこづかい
知り合いのところに、おこづかいについてのエントリーがあがったので、それに関してちょっと。
我が家の場合、おこづかいはお金の使い方を身につけてもらうために渡している。世の中、必要なときに必要な額を渡すという家庭がけっこう多いらしいが、それではお金の使い方を覚えられないと思うので。高いモノが欲しければ使うのをがまんして貯める、使えばなくなる、あっちとこっち、どっちに使うのが自分にとって満足が高いのか……そういうあたりを悩んで実感して欲しいというわけ。
ともかく、システム的にはこんな感じ。
- 学年×50円/週(週払い)
- 買い食いに使わない
学年があがると増えてゆくシステムなのは、トシを食ったぶんだけ感覚的に管理できる金額があがるだろうというか、あがって欲しいというか、そういう意味からである。大人になって万単位のお金を管理するときに向けた練習なのだから。
買い食い禁止は、基本となる食生活の乱れ防止(お世話係の意見)。
あああと、私が子どものころ、「基本料金+従量制のお手伝い報酬」となっていてけっこうよかったと思うのだが、「家事は家族みんながするもの、しなければならないもの。それにお金を払うのは根本的におかしい」というお世話係の意見で従量制はなし。それも一理ありますしね。仕事に対する報酬という考え方は、そのうちアルバイトでもして感じてもらうのかな。
関連するものとしては……
- 雑誌などの定期購読は、親が認めたものは別枠で親持ち
- 工作ものの場合、自分で設計して部品を集め、組み立てて完動品まで持っていったら部品代は親持ち。キットなどは自己負担。完成しなかった、動かなかったものも自己負担。
- じーちゃん・ばーちゃんからのお年玉は厳しく制限(「少しにすること」と強く頼んである)
この金額で、物欲があまりないこばっかいはおこづかいが余り気味、物欲魔神のにこばっかいはいつもピーピー。性格がよく出ていて笑える。
なおこの金額、上記、知り合いのところにくらべるとかなり少ないようだが、それでなんともないのは、学校が地元で帰りにコンビニ寄ったりできないからっていうのが大きいのだろう。なお、近所に住んでいる姉夫婦のところは、同じ年齢で比べると、我が家よりもずっと少なかったと聞いている。そちらも地元の学校だったからかなぁ。
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コメント
「工作もの」についてルール化されているところがBuckeyeさんちらしい~
買い食い禁止という、世話係さんの気持ちはすごいよくわかります。私も同じ気持ちだもん…でも、あの学校で運動系部活でそれはほぼありえない。というか買い食いのデメリットを考えても、友だち付き合いを優先させてほしいと思ったわけです。
あとは、日常のそういった小遣い金額と、お年玉金額の格差にも悩むところで。そこはケタが違うので、小遣いの操作にしてもお手伝いの報酬化にしてもそれが誤差としてふっとんじゃうというのはまずい。あれやこれやでバーチャル貯金(夢資金)の仕組みは苦肉の策ですね。
投稿: アンダンテ | 2010年5月18日 (火) 20時27分
なはは、工作モノのルール、実は、私が子どものころ、我が家にあったルールなんです。とってもよかったと思うので、ウチの子どもたちにも適用してます。でも残念なことにほとんど申請がないんですよ。私はずいぶん申請したんだけど……
買い食いについては、学校の状況次第で仕方ないですよね。我が家も状況が違えば中学入学後はルールを変えたと思います。
お年玉は……我が家の場合、少額にしてくれと頼んであるので、こばっかいあたりならふだんの小遣いを貯めているだけで到達することがある金額くらいしかはいりません。なのでまあ、お年玉のほうが大きめ誤差って感じでしょうか。夢資金となるお金は、本人が知らないところでじじばばが積み立ててくれてたりしますし。
投稿: Buckeye | 2010年5月19日 (水) 08時10分