小麦粉の違い
昨年焼きはじめたベーグルだが、ときどき、パンが切れたときに焼いている。
パンは、夫婦が別々に買ってきて山となったり、両方とも忘れて切らしたりと我が家の場合、どうにも変動が大きい。でも朝はパンのほうがいいと4人中3人は思っているし、残り1人(こばっかい)も焼きたてベーグルなら喜んで食べるので、手軽にベーグルが焼けるのは便利だ。
パンなので小麦粉は強力粉を使う。ところがコレのお値段が千差万別。同じスーパーでも倍半分くらい違うものが売られている。味に違いが出るのか、我々で違いがわかるのか、実験してみることにした。
●左側が200円強/1kg、右側が800円弱/2kg
安い方は近所のスーパー、高い方は八ヶ岳のスーパーで買ってきた。
まずは左側の安いほうを使って焼いてみる。
作業性はこちらが若干悪い。手につきやすいのだ。こねている感触はべたつきが強い感じ。いかにも強力粉って感じかもしれない。
焼き上がりは(↓)
こちらが焼きに入ったところで後半の準備に入る。
安い方が「パン、ピザ、餃子用」となっているのに対し、高い方は「パン専用」とある。って、別に高いほうでピザや餃子が焼けないはずはないんだけど。
高いほうが手にはつきにくく作業性はよい。といっても、まったくつかないわけではなく、こね終わったら手を洗う必要はもちろんある。そういう意味ではあまり差がないと言える。べたつきは少なく、こね始め、全体がまとまるまで少し時間がかかる。まとまるまで、粉っぽい感じがする。まとまったあとは、べたつきはあまり感じないが、全体はしっかり生地になっていると感じる。
こちらの焼き上がりは(↓)
ま、ぶっちゃけ、見た目はわかりません(爆)
食べ比べてみると……
- 高い方がもちもち感が強い。
- 高い方がわずかにコクが強い。
というわけで、高いほうがおいしいというのが夫婦ふたりの共通見解。
ただし、これはパン単体で食べたときの話。ベーグルはクリームチーズを分厚くつけて食べることが多い(キリの個包装1個を反切りにつけてしまう)。そういう食べ方をすると、コクの違いはよくわからなくなる。レーズンなんかを混ぜて焼いても、おそらくわからなくなる。そうなると、好みの範囲となるもちもち感の違いしか残らない。
高い方が好みだけど、倍の値段を出してまでどうしても高いほうでなければというほどの違いではない。ただまあ、高いといっても、そんなにしょっちゅう焼くわけではないので、年間でそんなに違うわけではない。だったら高い方を買ってもいいっちゃいい。八ヶ岳に行ってついでがあったら買ってくる、タイミングが合わなければ安い方で別にいい。そういう結論になりそうだ。
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