年賀状
お正月と言えば年賀状。最近はメールで送る人が増えているという。私なんてふだんはほとんどメールという人だが、我が家は今も郵送。年に一度くらい、ね。
昨年はネコたちが来たりして年末ドタバタしたので年賀状の準備もわりと遅め。さてさて、お送りした方々のところには元旦に届いたのだろうか。
もらったことのある方はよくご存じのはずだが、我が家の年賀状は変わっている。どの友人からも「見た瞬間に、ああ、Buckeyeんとこのだとわかる」と言われるほど。黒一色でびっちり文字。1年間の近況報告がつづってあるのだ。結婚以来だからもう20年近くもこのパターンを続けている。毎年、1枚を保存版にしてあるのだが、この綴りを見ると年記状態でなかなかにおもしろい。
それはさておき。
作り方は(↓)
- ネタ出し
- パソコンで文章作成
- 下書きをプリンタで印刷
- 下書きを元に手書きで版下を作成
- 版下をスキャナで取りこむ
- ハガキにプリンタで印刷
ハガキ1枚に4人分の近況なので文字数制限がかなりきつい。長さを調整しながら文章を作るのはパソコンで。でも、印刷よりは手書きがいいと思うので、最後は手で書いて仕上げる。と言っても我が家は枚数が多いので、1枚、1枚、手で書いていたら大変なことになる。よって最後はまたパソコンに取りこみ、レーザープリンターで印刷。
●下書きを元に手書きで版下を作成しているところ
下書きの上に紙を重ねてクリップで留め、ガラスの下からスタンドで光を当てつつトレースする。ガラスは食器戸棚のガラス戸。台は子ども用百科事典である。
枚数は、とりあえず450枚を購入。500枚買ったらずいぶん余った記憶があったので。ところがこれでは足りないことが判明し、50枚を追加購入。結局、500枚となった。上記パターンで印刷したのは440枚。これで、出してない人から来たりして返信する分が10枚強、残った。残りはお世話係の仕事用年賀状と子どもたちの年賀状である。
年に一度のことなので、印刷がいろいろとトラブる。
今年の問題は、まず、メインとサブのパソコンにプリンタ用のパラレル出力がなかったこと(メインマシンを交換したので)。ふだんはプリントサーバー経由のネットワークプリンタとして使っているのだが、これで印刷するとハガキ1枚に1分弱もかかる。印刷内容が画像データだからどうしても時間がかかるのだ。しかも分厚いハガキはひっかかりやすく、ずっとついている必要がある。440分……7時間以上。これではたまらないので、パソコン直結にするのだが……パラレル出力がないのではつなげない(--;) 結局、SimplyTerms開発用に残してあるWin2kマシンを立ち上げ、そちらにつなぐことにした。
印刷を始めてみたら、ハガキを斜めに引き込んでくれた(--;)
プリンタもいいかげん老朽化しているからなぁ。2009年購入だからもう10年超。しかも一時期、プリンタで印刷したものを成果物として納品していたことがあるから、印刷枚数も71万枚超とはんぱじゃない。昔きていたメンテの人から「こんなに使っているプリンタ、ほかに知らない」と言われたほど。印刷コストが1枚0.1円と格安のかわり本体価格は40万だか50万だかと高いプリンタだったのだけれど、元はとっくに取った。
仕方がないので、1枚ずつ手差しトレイに置いて給紙。処理的には、7枚印刷をかけ、それが終わったらまた7枚というのが一番速い。7枚で1分ちょい。まあ、なんだかんだで1.5時間くらいはかかるんだけど。それでもプリントゴッコで印刷していたころに比べればずいぶんと楽になったなぁ。
これに小さなシールを飾りに貼り、宛名ラベルを貼って投函。
出す枚数が多ければもらう枚数も多くなるのが道理。というわけで、我が家にはお正月、たくさんの年賀状が届く。
●届いた年賀状
| 固定リンク
「雑記-その他」カテゴリの記事
- 木製キットのクラファン(2024.11.28)
- 今日も今日とて新宿の居酒屋(2024.11.21)
- ポッドキャスト収録から打ち上げ(2024.11.18)
- ノートパソコン復活(2024.09.16)
- キイロスズメバチに巣を作られた(2024.08.28)
コメント