かりんウチの子大作戦

3にゃん多頭飼いなんてすごい提案もあったが……さすがにいきなりそれはきつい。特に家の中で動物を飼いたくない人にとって。

でも、2頭くらいならって覚悟したらしいので（って、その覚悟がどこから出てくるのだろう？^^;）、本日、朝、かりんウチの子大作戦が発動された。

なつきはなかなか捕獲機にはいってくれず、長期化するかと思ったら意外に短くすんだ。それでも何日かかかったわけで……かりんは何日かかるのだろう……って思っていたら、30分くらいですんなり捕獲機に。はいる瞬間をみていたこばっかいによると、まったく警戒せず、ささっと中に入ってがちゃん、だったらしい。

捕まったことに気づくと暴れかけたが、布で覆ってやると大人しくなった。

そのまま先日も連れて行ったペットショップの獣医さんへ。今日は担当の先生が違っていた。

そんなわけで、私がかりんを捕獲機からひきずりだす。こないだの先生がやっているのを見たからなんとかなるけど、それがなかったらとてもできない技。なんか、急速にネコ飼いになってきている気がする。

布でくるみつつ、首根っこをつかまえるようにして捕獲機から引きだす。かりんはそのまま固まっている。うん、これならなんとかなりそうだと思った瞬間、ガチャン！　だだっ！！！　捕獲機のゲートが音をたてて閉まり、それにびっくりして病院の奥に向かって逃げるかりん。何もない壁を大人の身長以上まで駆け上って落下。細いすき間に落ち込んだ。

先日も比較的若い先生だったが、それでもあの場所の責任者。今回はさらに若い獣医さんで経験もまだまだのようだ。こないだの先生は、自分でなつきを引きずりだし、捕獲機のゲートもそっと閉めてくれたらしい。我が家の誰も何もしなかったのだから。

そこから先生が引きずりだし、診察台へ。私が押さえておいて、先生がフロントライン（ノミ取り）と虫下しの薬をつけ、ツメを切る。体重は3kgくらいだろうとのことだが、何せ手で押さえたママなので、イマイチ、信用ならない数字。もう少し慣れたらきちんと計る必要があるかも。なつきが3.5kgだったけど、そんなに違う気、しないんだよなぁ。

家について、ケージへの移動がまた心配。あの調子であちこち駆け回られたら大変である。ケージを風呂場に移動し、私とこばっかいでキャリーからケージへと移動する。なつきよりずっと固まっており、下に手を入れて持ち上げるように取り出す。ただ、暴れることはなく、固まっていてくれたので、心配したような事態にはならなかった。

ノミがなつきに移ると問題だということで、とりあえず、居間にケージを置く（なつきは子ども部屋に居着いたので）。エサは、外でいつも与えていたキャラットミックス。

夕方、なつきが居間に降りてきて鳴くとかりんも安心したのか、エサを食べる音がした。のぞいてみると、入れておいたエサ、全量を食べていた。なつきのときは種類が違ったせいか、それとも自分一人だったせいか、しばらくほとんどエサを食べずに心配したのだが。とりあえず、最初の関門は突破、かな。

●かりんがはいっているケージ