« 子どもたちはロボットの製作 | トップページ | ABUロボコン2010ルール日本語版 »

2009年9月19日 (土)

新型ラミーキューブタイマー

1年ほど前にラミーキューブ用タイマーを自作した。その後、何回も使い、コレなしではラミーキューブはできないというくらいに便利であることを実感。同時に、スイッチから伸びる線がじゃまになることも実感(^^;)

というわけで、ワイヤレス化をトライすることにした。

といっても、一から作るわけではなく、例によって別用途のものをバラして流用というパターン。秋葉から買ってきたのは、安物のワイヤレスマウス。安物とはいえさすがにワイヤレス、前回のジャンクUSBキーボードのように100円というわけにはいかず、1桁上昇の1000円だった。

ワイヤレスマウスなので筐体を金属にするのはまずかろうと、筐体はダイソーの3個100円の小型タッパーを選択。あとは、前回と同じゲーム機用スイッチに単4 2本用の電池ボックスなど。

Rimg0083

ケースが柔らかいので加工は簡単。たいして力を入れていないのにリーマでどんどん穴が広がって行く。

ワイヤレスマウスはバラし、基盤から電源のライン、右クリックのスイッチのライン、あと、設定用スイッチのライン(こんなのが必要だとは思わなかっ たけど)を引き出す。別に難しいところは何もない。設定用スイッチのラインが基盤のパターンが細くてはんだ付けがしにくいと言えばしにくかったくらい。こ こは、スルーホールにラインを通してはんだ付けするという荒技に出た。

ソフトウェアのほうも変更しなければならない。今まではキーボードのEnterキーで動作をコントロールしていたけれど、それをマウスの右クリック にするわけだ。どのイベントを使うか、ちょっと試行錯誤したけど、わりとあっさり改造を終了。デスクトップに接続されたマウスで動作も確認した。

さあ、これで完成。ノートパソコンにプログラムを持って行くと……動かないじゃん。反応しないじゃん。なんで???

開発環境で試験をすると動く。開発環境を閉じてデスクトップで試験しても動く。ノートパソコンだと動かない。わけわかんねーよ。

プログラムの変更を含め、何回か、ノートパソコンとデスクトップをいったりきたり。なんか、ノートパソコンでもときどき動く。ホントにときどきでめったに動かないってレベルなんだけど。

と、フォームの端っこあたりでクリックすると動作することを発見。これはもしかしたら……とデスクトップに戻り、残り秒数を表示する数字をクリック してみると、動かない。数字から離れると動く。なんだ、数字を表示しているラベルでイベントが発生していて、フォーム側で捕捉できていなかっただけじゃん (^^;) 親になる下側のコンポーネントにも順次、イベントが発生するんだと思ってた(このあたり、詳しくやったのはもうン年前で忘れたらしい)。ラベルでも同じ ルーチンを呼び出すようにすると……はい、ノートパソコンでも動くようになりました。

●新旧ラミーキューブタイマー

Rimg0084

全体がかなり小さくなった。もちろん、ラインがフィールドをはわないので便利なはず。

試運転を兼ねて、みんなでラミーキューブを一勝負してみた。

うーん、ラインがないのはいいんだけど、電波の到達範囲が意外に狭いみたい。机の端にパソコンを置き、フィールド中央にスイッチを置くと反応してくれない(T_T) スイッチ部とパソコン(というかパソコンに指したUSB受信機)を近づけると大丈夫なんだけど。

どうしようかなぁ……

|

« 子どもたちはロボットの製作 | トップページ | ABUロボコン2010ルール日本語版 »

DIY-エレクトロニクス」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新型ラミーキューブタイマー:

« 子どもたちはロボットの製作 | トップページ | ABUロボコン2010ルール日本語版 »