高原のパン屋さん

にこばっかいのお友だちのご家族が遊びに来られている。二家族合同月例ゲーム大会をしているお家だ。

ゲームをしたりバーベキューをしたり、いろいろと楽しんでいるのだが、今日は、パン焼きに挑戦。お世話係どのがやってみたいと言っていたこともあり、あちらのお家のパン焼き器も来ているのだ。

パン焼き器で食パンを焼く

パンを焼くのだから、材料として強力粉とドライイーストが来ている……あ、昔、ベーグルを焼いてみようと思ったのに、強力粉とイーストというよくわからないものが材料でそのままになっていたんだった。というわけで、お世話係たちがパン焼き器を使って食パンを焼くのと平行して私はベーグルを焼いてみることにした。

といっても、ベーグルレシピの本は東京に置いてきてしまった。ネットでちょっと調べてみたら、「簡単だと言いながら手順は多いわ、発酵に時間はかかるわ、しかも、ふんわりベーグルになっちゃうわで失望していたけど、やり方を変えたらもちもちベーグルが短時間でできた」というサイトを発見。そこのレシピでやってみることにした。

「大変！！この料理簡単すぎかも...－出来ちゃった！発酵なしで、もちもちベーグル。」

オーブントースターの大きさから判断し、サイトのレシピの倍量を使い、3個のベーグルにした。

粉をこねるとき手にけっこうつくのがちょっとなんだが、それ以外は割と簡単。少し水が多すぎたのかもしれない。水が少なければべたつきも減るだろう。

焼きは、200℃。10分＋ホイルを上にかけて5分焼いたところ焼き色があまりつかなかったので3分ほど追加。それでも色はかすかについた程度。オーブントースターの温度調整を最高温度にしてよかったのかもしれない。

焼きたてのパンはやはりおいしい。こばっかいはパンをあまり食べないのだが、何枚もおかわりをして食べていた。7人で大きな食パンとベーグル3個を完食。

ベーグルはもちもちでそこそこずっしり。実は私、ベーグルＫのハードベーグルが好みというか、アメリカ時代に食べていたベーグルがそういうもので、柔らかいふわふわベーグルなんてベーグルの形をした食パンじゃんって思ってしまう。その私からすると、ちょっと柔らかく、もうちょっとハードなほうがいいのだが、そのへんの造りパン屋で買ってくるベーグルなんかよりはずっとベーグルらしくていい。手間は、初回でなんだかんだ仕込み20分＋焼き20分。手慣れてくれば15分＋15分くらいにはなりそう。「パンを買ってくるのを忘れた！」なんて朝にはささっと焼いて朝食に、なんてことができそうだ。

東京に帰ったらベーグルレシピの本も見ながらいろいろと試してみようかな。

ああそうだ。高原でパンを焼こう→今日は高原のパン屋さんだねって話から、記事タイトルが「高原のパン屋さん」になったのだが、実は、この近くには「高原のパン屋さん」というパン屋さんがある。

ここのパン、どれもおいしいが、我が家はもっちり山がお気に入り。天然酵母というと独特の風味を持ってしまうことが多いのだが、ごく自然な味に仕上がっており、清里ジャムの素材の味を生かしたジャムとよくあう。