芝浦工大ロボットセミナー-エキジビションマッチ~閉会
バトル大会終了後、エキジビションマッチがあった。昨年、多摩六都で行われたボクサーの1位、3位が今回、スパイダーに参加しているので、その二人 vs. 今年の上位3人という戦いである。去年の上位は全国大会も経験しているので、そのレベルを感じて欲しいとの解説が多摩六都の係の方からあった。
去年のボクサー1位はこばっかい、3位はこばっかいのクラスメイト。
◎兄弟でエキジビションマッチ
クラスメイトのマシンは整備不良なのかイマイチ動きがよくなかったが(直前はスパイダーの改造でボクサーの整備なんぞしている暇はなかった)、最後は勝つことができた。これはやはり操縦のうまさだろう。今年の2位はこばっかいと戦い、瞬殺される。こばっかいはまがりなりにも昨年の全国大会優勝なのだから、順当と言えば順当。
去年の1位 vs. 今年の1位は兄弟対決。当然ながらマシンもよく似ている。コーナーであたり、下を巡って争う。2台とも下を取ることを狙ったマシンなので、下に入ると突進、下に入られると逃げるということをくり返す。こばっかいが下になったと思うとにこばっかいが下に入ると、なかなかの攻防。にこばっかいも競り負けていない。にこばっかいがそのまま寄り切るかと思った瞬間もあったが、こばっかいが上手に切り抜けた。最後はこばっかいがスキをついて突進、勝利。経験の差、というところかな。
その後、芝浦工大の学生さんが2足歩行ロボットの実演。
最後にデザインコンテストとバトル大会の表彰を行い、セミナー修了証が配布された。
そうそうロボット名だが……にこばっかいは「ビフロスト号」。小山田いくの漫画、「スクラップブック」に出てきた「ビフロストの橋」である。虹のことなのだが、これを越えて行くと願いが叶うというもの。解説なしでは何がなにやら分からないし、あのマシンのどこが「ビフロストの橋」なのか分からないっちゃ分からないのだが、まあ、分かる必要もないというか、それでいいのだろう(いいんかい>自分)。
こばっかいはデザインコンテストにマシンを出せていないので、表彰式で初めてマシン名が公開された。試合解説も担当していた多摩六都の係のお兄さんが呼び出す。「スパイダー部門、バトル大会優勝。ロボット名は……『つぎはぎドロナワ号』(ぷぷっ……)」。はい、お兄さん、はっきり笑ってました。最後の最後まで、動くかどうか分からなかったって話とか、もっと早くに試作できるようにピンポン球を買ってあったとかって話もしてあったので、名前の由来がよ~くわかったんでしょう。
セミナー解散は4時ごろ。閉館まであと1時間もあるのだから普通なら館内を見て歩くのだが、今日は家族全員へとへと。アドレナリン出まくりでなんとかもたしていたという状態なので、それが切れた閉会式あたりから、みんなあくびばかり。館内を見歩くのはやめ、全国大会に出ることになった子どもたちと連絡先などを交換して家に帰ることにする。交換したのは、こばっかいがスパイダーの決勝戦で当たった子と、にこばっかいがタスカーから一緒にやってきた子(お兄さんもスパイダー3位で全国大会出場権を獲得)。地域型の場所だとこういう話ができるのが大きなメリットだ。
家に帰って早めに夕飯を食べ、風呂に入って、子どもたちは7時半ごろ就寝。
風呂では二人とも全国大会に向けた決意をしきりに語っていたが、その気持ちが長続きしない、行動に結びつかないというのが今までの実績である。今回はどうなることやら。
というわけで、風呂上がりの会話
- (Buckeye)
- 「つぎはぎドロナワ号」から「ノドモト過ぎればアツサ忘れる号」にならないようにしてくれよな。
- (こばっかい)
- …………(--;)
- (お世話係)
- (爆笑)
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