2日遅れのハロウィーン
11月1日の芝浦工大ロボットセミナー全国大会に続き、11月2日は子どもたちの学校の文化祭。めまぐるしい週末である。しかも、午後から夜にかけて嫁さんは会社後輩の結婚式に出席。
子どもたちの小学校の文化祭、展示とパフォーマンスが1年交代なのだが、今年は展示。毎回、リキの入った展示が楽しい。今年もすごかった。作りたい物の希望が低学年は恐竜、高学年はピラミッドとなったので、両方を生かし、「1000年に一度、月の光でピラミッドを守る恐竜がよみがえる」という設定に……。
そして、夜。
夕食後、こばっかいからたずねられた。
- (こ)LEDって、3Vにそのままつないでいい?
- (ば)LEDにもよるけど、やばいのが多い。何で?
- (こ)緑のLEDを乾電池2本で点けたい。(理科クラブで作ったLEDライトを持ってくる)
- (ば)赤じゃダメか? 赤ならたしかそのへんに余っていたはず。そのライトを分解するのはもったいないだろ。
- (こ)あ、赤があるなら赤のほうがいい。
その後、乾電池2本とLEDで点灯実験。5mAの定電流ダイオードをかましてみるとちょっと暗いと言う。ではと抵抗をかませてみる。220Ωはさらに暗い。じゃあと100Ω。わりといいんだけど、もうちょっと明るくしたいそうだ。50Ωがあればいいけど、この次は10Ωしかないはずなんだよなぁと部品箱を探っていると、「じゃあ、10Ωを5本、直列にすれば……」(こないだの電気の話、少しは覚えているようだ)「それよりも……」と100Ωからもう1本、取り出すと「そっか、並列か」(おー、並列のことも覚えていたか)。50Ωだとかなり明るい。はっきり言って定格超えてるかもって明るさ。どうせ長期間使うものじゃないだろうし、LEDが壊れたら壊れたときだと50Ωに決定。
その他、必要だと言われたはんだごてと電池ボックスなどを渡して私は風呂へ。兄弟していったい何を作ろうとしているのやら。
風呂から出てきたら、ハロウィーンのランタン(お菓子が入っていた小さなもの)の中に電池とLEDを仕込んだものがふたつ、できていた。これを玄関などにつるし、おかーさんを驚かすんだそうだ。人力で上下動もさせるそうで。ははは……そういうことかい。
●LED入りランタン
●暗闇で灯すとこうなる。なかなかのできばえ
そうこうしているうちに、おかーさんから帰宅予定の連絡が入る。9時半だそうだ。子どもたちはもう寝る時間だが、ま、ここまでやったら、ね。子どもたちは9時半少し前からそれぞれの担当場所で待機。たったまま本なんぞを読みながらおかーさんの帰宅を待つ。
ところが、10時過ぎても帰ってこない。こばっかいから、「どうなっているのか、何時ごろ帰ってくるのか、おかーさんに聞いてくれ」と言われ、「予定よりずっと遅れてるけど、なんかあったの?」とすっとぼけて電話をする。ふだんならこんな電話をせずに寝ちゃうんだけどね。そしたら、今、最寄り駅の駅前だという。
さあ、帰ってくるぞと子どもたちは最終準備に入る。私は仕事部屋に電気を消してこもる。
おかーさん、心臓が止まるかと思ったそうだ。
家が真っ暗なので、もうみんな寝たんだと思って玄関前に来たところで内側にランタンがあるのを発見(LEDがついているので外側からも見える)。ほうほうと思いつつ、家の中に入ると、居間にもランタンが。で、電気をつけてふり返ったらランタンの高さが変わっている! なんで!? 一瞬、パニクったらしい。
子どもたちは大成功と大喜びしていた。
今年はいろいろと忙しくてハロウィーンどころじゃなかったからなぁ。
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コメント
さすが男の子ですね(と言っても工作好きかどうかは個人差があるので、うちの長男はこういうことにまったく見向きもしませんでしたが)。
末っ子(小3)は、母親が黒い布で手作りしてくれた魔女帽子をかぶってマントを羽織って喜んでました。女の子はやはりハードウェアではなくソフトなものを好むようです。
投稿: baldhatter | 2008年11月 3日 (月) 14時41分
ウチの子どもたちも、ホントのところ工作好きなのかどうなのか。私の影響が強くあると思うので。中学にはいってやることが難しくなってきたとき、興味が持続するようなら間違いなくそっち系だと言えますけど。
投稿: Buckeye | 2008年11月 3日 (月) 20時40分