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2008年10月

2008年10月31日 (金)

ノートパソコンのHDD換装

外出時に使うサブ・マシン、Let's note CF-R2BのHDDを換装した。XPがまだSP1だったころのマシンでHDD容量が40Gしかないため、とっくの昔に満杯となり、やりくりも大変なら動作も遅くなっていた。メインマシンは当然、みんな自作機なので必要に応じて適当に換装したり増設したりしているが、ノートパソコンはいろいろとややこしいこともあり、基本的に外出時にしか使わないのでついつい先延ばしに。それでも嫁さんのマシンはこの夏、40G→160Gに換装したのだが、私のマシンは、もしかしたら不安定になるかもというソフトをインストールしたため、しばらく様子をみていた。

ノートパソコンはややこしいとはいえ、パソコンなんて基本的に規格品を組み合わせて作られているので無理しなければなんとかなるもの。ノートパソコンのHDD換装はこれで4台目、だったかな?

もちろん、メーカー保証などはいっさいなくなる。といっても、もうン年も前のマシンであり、壊れたら修理よりも買い換えになると思うので気にしない。USBポートも片方は1.0だし、バッテリー駆動時間も短いし。ま、Vistaをスキップできるくらいはもって欲しいんだけど(^^;)

誰かやっているだろうと「Let's note CF-R2 換装」で検索して、トップに出てきた以下のサイトを参考に作業を行う。
http://www.suzack.homeip.net/PcZanmai/LetsNoteR2/index.html
http://www.ayati.com/KOMONO/cfr2.htm

不要なデータを削除してから、新しい2.5in HDDをUSBにつなぎ(だいぶ前、秋葉原で見つけて買ってあったもの)、ハードディスクのコピーを作るソフトでハードディスクを丸ごとコピー。

●ハードディスクをコピーしているところ

20081031_rimg0143pchdd

あとは上のサイトにあるとおり、2.5in HDDのピンを2本、折ってからPCをばらしてHDDを交換。

新しいHDDで立ちあげたら、大きくなった部分に適宜、パーティションを切り、デスクトップのメインとサブから必要なデータをコピーする。ノートは、デスクトップに合わせてデータを同期してから外出。外でデータを書き換えたら、戻ったあと、ノートに合わせる方向でデスクトップのデータを書き換えるという使い方をしているので、ノートのみのデータというのはほとんどないのだ。

ハードディスクのコピーや新しいHDDでの立ち上げ、パーティション作成などで何度もリブートしなければならなかったり、長時間のディスクチェックがあったりとかなりの長時間、ちょこちょこと手間を取られることになる。今日はお昼過ぎに作業をスタートしたが、夜になった今もまだデータのコピー中。ま、かかりっきりじゃないからいいんだけど。

HDDのサイズが120G大きくなったということは……やりくりで削除した一部データを元に戻しても(そういうこともあるから、データはいったん削除してコピーしなおすことにした)、100G以上の余裕が生まれたことになる。さて、何に使おうか。

とりあえずは、ロスレスでリッピングしなおした音楽データを入れておく、かな。なべさんのバスパワーUSB-DACキットを作ったおかげで、ノートパソコンからでもいい音で音楽が再生できるようになったし。居間で何か作業をしているときなどに使えそう。今までは仕事のデータだけでぎっちぎちで、仕事以外には使うことはまずなかったんだけど。

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2008年10月30日 (木)

据置用ヘッドホンアンプの製作-1(仕様の検討)

携帯用ヘッドホンアンプ(ダイアモンドバッファ付き)の製作-その3」で書いたように、やはり、据置用を先行させ、そちらで少しテストをしてから携帯用の仕様を詰めようと思う。というわけで据置用の製作を進める。

回路はなべさんの「高品質な低電圧ヘッドホンアンプ(単3×2本)」。

●基本方針

  • 後段トランジスタは差し替えられるようにする。KANさんの「nabeさんの高音質ヘッドホンアンプのトランジスタを交換してみる」にあった後段トランジスタの変更をトライしてみたいので。
  • OPアンプも差し替え可能とする。OPアンプによって音が違うので、いろいろと遊んでみたいな、と。念のためシングルOPアンプ×2への差し替えも想定しておく。
  • 電源電圧は「電池2本×2」を基本にある程度高い電圧までかけることを想定。電圧によって音が変わるらしいので、そのあたりもいじってみようかと。
  • 電解コンデンサも差し替え可能とする。コンデンサによって音が違うらしいし、電源電圧を上げるなら耐圧の高いコンデンサに変える必要があるので。
  • 大きさは特に気にしないので、通常の2.54mmピッチのユニバーサル基板を使う。

●電池電圧

電池はEneloopを想定。ほかの機器についても、このところずっとEneloopを使っているので。秋葉原で安いNi-MHを買ってきて使っていた時期もあるのだけど、そっちだと、今、使っている携帯オーディオが断末魔の瞬間に「ボツッ!」とでかい音を発生して心臓に悪い。そんなこんなで、最近はすっかりEneloopばかりになっている。

Eneloopの定格電圧は1.2V。2本×2でやるなら2.4Vで2.5VのOS-CONがぴったりの感じ。感じなのだが……満充電状態のEneloopはけっこう電圧が高い。KANさんとこでコメントにも書いたが、真新しい単三で1.45V、1年以上使った単四が1.38Vあった。ま、定格1.5Vの乾電池も新品状態では1.5Vを超えるし(オキシライドなんてえらいこと高かった)、定格なんてそんなものだとは思うけど。

ともかく電解コンデンサは、OS-CONの6V耐圧を基本に考える。DIY的には許容範囲かもしれないけど、2.5V品では耐圧を超えてしまうし、一応は性能重視のオーディオなのだから。耐圧6Vなら電池4本×2で駆動してもOK。それ以上をかけるときは差し替えればいい。

ほかに耐圧が問題になる部品はないはず。

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2008年10月27日 (月)

携帯用ヘッドホンアンプ(ダイアモンドバッファ付き)の製作-3(部品配置の再々検討)

最終案を眺めていたら、後段のトランジスタ部分を2階建てにしないですむかもしれないことに気づいた。ダイオードは前段に追い出し、出力抵抗の1Ωも後段トランジスタのひさし部分に入らないようにできるんじゃないかと。

●配置図-2008/10/27改良

20081027_rimg0132_2

これなら、KANさんの「nabeさんの高音質ヘッドホンアンプのトランジスタを交換してみる」にあった終段トランジスタ、2SD667/2SB647が使える可能性がある。

単四ケースの高さ内寸=11.7mm

中身の高さは……
(2SD667 h = 8mm)+(基板 t=1.6mm)+(配線 1mm)=10.6mm

2SD667/2SB647の高さ公差±0.5mmを加味しても、ギリギリで入るんじゃないかと。

ただ、ホントにギリギリになるのでちょっと怖い。ここはやはり据え置き型を先行させ、音が違うか(私に違いが分かるか)を確認してから、かな。

ということは、据え置き型の配置図を書かなきゃ(^^;)

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携帯用ヘッドホンアンプ(ダイアモンドバッファ付き)の製作-2(部品配置の再検討)

なんとかなりそうだとしたあとも、この週末、何度か、部品配置図を書き換えてみた。

部品配置図を見ていると、「このあたりの無駄、こうすれば解消できそう」と思ったりする。「その1」に上げた配置図に「90゚?」とメモが入っているのも、そっち半分を90度回したらいいんじゃないかという意味。で、やってみると、ほかにもっと無駄がでて全体としてはかえって悪くなったりとか、もちろんよくなったりとか、いろいろするわけだ。一個所変更すると、そこから変化がほかへ波及するのだが、どう波及するかはわからないことも多い。

プラパズルにはまる人がいたりするが(ウチの嫁さんとか、ウチの嫁さんとか、ウチの嫁さんとか……^^;)、きっとこんな気分なんだろうなぁと、初めて、その気持ちがほんの少しわかった気がする。

それはともかく。

何回か書きなおした結果、今のところ断トツでいいのが(↓)

●配置図最終案?

20081027_rimg0131_3

無理な形でつける部品がなくなり(前の案は一部TrとOS-CONの取付に無理があった)、かつ、18穴×9穴と長さが1穴(1.27mm)短くなった。これ以上は難しい気がするので、たぶん、これが最終案になるかと。

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2008年10月25日 (土)

携帯用ヘッドホンアンプ(ダイアモンドバッファ付き)の製作-1(ケースの検討)

携帯用ヘッドホンアンプの製作」はけっこうな反響があった。なべさんとこでは、同じように作っている方から「高密度実装のお手本」なんて過分なお褒めをいただいたりして。

ほめられると木に登るタチなので、じゃあ、ダイアモンドバッファ付きの回路もトライしちゃおうかという気になってきた。どうせなら、少しでも音はいいほうがいいんだし、さ。

当初予定どおり、据え置きでダイアモンドバッファ付きの回路を作るつもりで、基板配線の図をいろいろと書いていたのだが、大きくするなら何をどう配置してもなんとかなる(発振などのトラブルを別にして、つなぐという意味では)。なら、なるべく小さくするように書いてみればうまいつなぎ方も思いつくだろうと、なるべく小さく書いてみることにしたっていうのもある。なお、回路はアイドル電流が少ないバージョン。外で電池切れになるのはイヤだし、電池をたくさん持ち歩くのもイヤだから。

最初になんとなく配置図を書いてみたら半分が15×9穴(1.27mmピッチ)となった。中心にOS-CONが来るようになっていたので、基板の真ん中をカットして……と思ったが、両側につながるLME49721の部分が無駄に広くなってしまう。LME49721の部分は小さくていいのに、OS-CON 2個の両サイドに広がる基板へつながなければならず、基板だけの部分が大きくできてしまうのだ。

OS-CONを外側に付けられるイメージで書きなおしてみたら、全体が16~18×15穴になった。これなら余裕で単四4本用ケースに入る。入力側もジャックにして(しかもいいヤツにして)、スイッチで3段階に切り替えるATTくらいまで組み込めそうだ。

ふと思った。

その余裕、全部削ったら、単四3本用電池ケースに入んね?

そう、LME49721、一発と同サイズのケースに。

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2008年10月19日 (日)

カンティフェア

今日はカンティフェア、2日目。昨日も今日も秋晴れ。最高のお天気である。

●秋晴れの八ヶ岳

20081020_pa192173

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2008年10月18日 (土)

東日本インカレ&カンティフェア

18日、19日は清里のカンティフェアへ。会場はキープで、正式名称はポール・ラッシュ祭というらしい。

●カンティフェアのゲートにて

20081020_pa182167


毎年、この時期に行われているのは知っており、もう、数年前から毎年、行きたい、行きたいと思いながら、「この時期は行事が多く、子どもたちが疲れすぎる」という嫁さんの意見で行けずにいたもの。子どもたちも小4、小6となり、体力的にある程度の無理はきくだろうとのことで、今年はついに参加。

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2008年10月17日 (金)

携帯用ヘッドホンアンプの製作-3(完成)

nabeさんの「高品質な低電圧ヘッドホンアンプ(単3×2本)」、オペアンプ1発の簡易型を単四3本用電池ケースに入れてしまおうという無茶な企画も、いよいよ最終段階。ケースの加工と基板外の配線に入る。

ここまで来たらやるっきゃないという感じで、ついつい、朝早く目が覚めてしまった(^^;)

■準備

まずは単四3本用ケース(スイッチ・リード付き)ケースをばらす。

●単四3本用ケース(スイッチ・リード付き)

20081016_rimg0078

左のスイッチが見えているところは、もともとプラ板でカバーされていた。

とにかくまずはバラす。

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2008年10月16日 (木)

バスパワーUSB-DACの製作-2(ケース加工)

ケース加工、失敗した(T_T)

前回のFETアンプと同じようにだいたいの位置に小さめの穴をあけ、ナイフで広げていったのだが……最後の瞬間に、前面パネル裏のリブにRCAジャックがぶつかることがわかり、穴をずらすことに。そのせいでどの穴も少し横長になってしまった。LEDの穴は最後にあけたので大丈夫だった。

20081016_rimg0111usb_dac

まあ、RCAジャックの穴はプラグを差し込むと隠れてわからなくはなるんだけど。

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■一連の記事へのリンク

「バスパワーUSB-DACの製作」

  1. 基板組立
  2. ケース加工

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携帯用ヘッドホンアンプの製作-2(基板製作)

携帯用ヘッドホンアンプの材料がそろったので、本番の製作にかかる。

●材料大集合

20081016_rimg0067

入力ATTの抵抗は10kΩと430Ωとした。1/2Wの金属皮膜で、カーボンの1/4Wくらいの大きさ。これだと1.27mmピッチのユニバーサル基板で中ひとつ、あければ立てて取り付けられる。

スイッチとイヤホンジャックは、とにかく小さいものをということで探してきた。スイッチは基板用。イヤホンジャックはパネル用と基板用がある。使わなかったものは、据え置き用で使えばいいということで。

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2008年10月15日 (水)

バスパワーUSB-DACの製作-1(基板組立)

先日来、製作にかかってるヘッドホンアンプの作者さん(nabeさん)がUSBバスパワーのDAC(デジタル信号をアナログ信号に変換する回路。今回は、要するにデジタル音源用のオーディオ回路)のキットを配布されたので、そちらも作ってみることにした。

実はこの連休は子どもたちのロボット改造におつきあい。芝浦工大が行っているロボットセミナーの全国大会が11月1日にあるので、それに向けて改造に励んでいるところなのだ(改造は夏休みに終わらせ、今ごろは操縦練習に励んでいるはずだったのだが……)。

●マシン改造にはげむにこばっかい(次男、小4)

20081015_rimg0705

といっても、私が手伝わなければできないところには手を出すが、それ以外は「自分のマシンなんだから自分でやれ」が基本方針。というわけで、すぐ横にいてやっていても、自分のことをしているのはかまわないというか、そうでもしていないと暇をもてあます。その間に作ろうというわけである。

■キット製作

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2008年10月11日 (土)

携帯用ヘッドホンアンプの製作-1(構想の詰め)

nabeさんの新型アンプ(オペアンプ使用のもの)、LME49721を含めて部品がだいたいそろったので製作にかかる。

まずは方針の確認。OS-CON、2.5V、2700μFはだいたい単四と同じ太さだった。ということは、単四3本用の電池ボックスの真ん中に組み込める可能性があるということ。

●単四3本用の電池ボックスの大きさ確認

20081011_rimg00513

写真を見ればわかるようにスイッチとか3.5mmステレオジャックとかも、もう一段、小さいものが必要そうだが……とにかく、SOICの変換基板くらいの大きさでOS-CONをのぞくアンプ本体が組めればなんとかなりそう。それってめちゃくちゃ小さいのだが、LME49721一発とすれば可能性がないではない。もちろん、入力にボリュームなんて付けられないから、抵抗で分割する固定アッテネーターとする。

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2008年10月 5日 (日)

アルトォォォォォォ!

マクロスだと思った人、すみませんm(_ _)m

清里ロックの地ビール、タッチダウンの秋冬限定醸造、アルトが出ました。

20081005_rimg0040

 

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2008年10月 3日 (金)

金属板の曲げ加工

DIYは好きだがあくまで素人細工であり、あまりいろいろな工具は買っていない。お金の問題もあるが、置き場所も大きな問題になるしで、買えないというほうが正しいかも。ま、簡単な工具だけでどこまでできるか、が腕の見せ所ということで。

●万力ではさんで曲げて行く

20081003_rimg0698_

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