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2008年9月

2008年9月29日 (月)

電池2本駆動のヘッドホンアンプ

こないだキットで作った電池2本駆動のヘッドホンアンプが気に入ってしまった。利得が1のバッファアンプなので音量が大きくなるわけでもなんでもないのだが、イヤホンによっては明らかに音が違う(違いがよくわからないものもある)。使ってなかったケンウッド KH-C711がいい感じで鳴るようになって、座って聴くときにはこいつを使うようになった。

ただ、ガタイがでかいので持ち運びには不便だ。私の場合、外出時に音楽を聴くことが多いので、携帯に便利ならさらによし、なのに。

もう1台、小型化して組もうかと思ったら、どうも、部品の入手が難しくなっているらしい。でも、その問題への対処をかね、nabeさんがOPアンプによる新しい回路を公開された。こないだのFETアンプの音が気に入ったということは、今度のアンプも気に入る可能性、大だ。こちらのほうが小型化しやすそうだし、消費電流も少ないらしい。

とにかく、作ってみようかな。方針は、携帯用としてとにかく小型化すること。

  • 電池は単四2本とする。(消費電流がかなり小さくなるので単四で十分)
  • 入力側のボリュームをなくし、ボリュームMAXに相当する固定抵抗とする。音量はソースとする携帯オーディオ側でコントロールするからいいという考え方。たぶん、オーディオ用の抵抗にすればいいんだろう。
  • 高効率イヤホンにしか使わないことを前提にOPアンプのみの回路を基本に考える(性能の余裕より小型化を優先)。そのためには、OPアンプにLME49721が必要。
  • とりあえずの目標は、単四4本用の電池ケースに収めること。OPアンプのみの回路にすれば単三2本用の電池ケースくらいまでいけるかも。電源のコンデンサがけっこうかさばるんでどこまで行けるかはわからないけど。

あ~そうだ。高効率イヤホン用でOPアンプのみなら電源のコンデンサ、容量を少し落としても大丈夫なんじゃないだろうか。駆動力小さめでいいってことなんだから、電源として用意するパワーも小さめでいいはず。それでよければ小型化がしやすくなるな。2700μ→1000μとか? 一応、nabeさんも「1000μ以上」って指定をされてるし。

ともかく、日本ではまだ手に入りにくいLME49721を注文。その他の部品は、今度都心に出たとき、アキバで買ってこようっと。

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2008年9月23日 (火)

ヘッドホンアンプ

たまたまウェブで見つけたヘッドホンアンプのキットを組みたててみた。nabeさんという方の電池式アンプ。少数だけ用意されたキットがあったので、そちらを購入。実はもう半年も前に買ったのだが、いろいろあって作れていなかったものをようやく作ったという次第。

中身だけだと思っていたら、ケースも届いたのでびっくり。

◆製作

●キットの内容

20080923_rimg0029_

純A級のDC直結アンプなので、回路はほとんどFETだけみたいなもの。部品点数が少なく、基板を作るのは簡単。念のため、足を1本、1本、磨いてからはんだ付けしたが、それでもかかった時間は1時間程度だったと思う。なお、入力の抵抗は、説明書で「音がよくなる」とされていたNS-2Bに交換した。

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2008年9月21日 (日)

イヤホンの延長コード

ラミーキューブ用タイマーを買いに秋葉原に寄ったとき、イヤホンの延長コードの材料も買ってきた。

イヤホンは遮音性が高いシュアーのSE530を使っているのだが、携帯オーディオを首から提げるにはコードが微妙に短いのだ。コードに合わせてネックストラップを短くすると、ストラップを首からはずせなくなるし。ま、だからこそ、23cmという短い延長コードが付属しているわけだが、これを私はなくしてしまったのだ。

10cm~20cmという短い延長コードがないか、しばらく探してみたのだが、見つけられなかった。当たり前だとは思うんだけど。

ないなら作るというわけで、材料を買ってきた。オスオス、50cmのコードがあったのでそいつとプラグのメス。コードを適当な長さにぶった切ってメスを付ければ完成というわけだ。

20080921_rimg0022

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2008年9月13日 (土)

ラミーキューブ用タイマー

ラミーキューブというゲームに使うタイマーを作ってみた。

場に出ているカードを自由に組み換えられるセブンブリッジといった感じのゲーム。とてもおもしろく、我が家では人気のゲームだ。このゲームでは、1回の組み換えに1分以内という制限がついている。つまり1分タイマーがあればよく、最初はキッチンタイマーを使っていたのだが……毎度毎度、3回ほどボタンを押さないといけないし、時間を間違えちゃいけないしで操作が面倒だと、専用タイマーを自作することにした。

せっかくなので、経過時間がわかるように、30秒たったら「ピッ」と1回鳴り、あと10秒になったら、1秒ごとに「ピッ」と鳴るようにした。PICマイコンを使えば、全部を組みこんだタイマーが作れるのだが、とりあえずはパソコンを使うことに。

まずはソフトウェア。仕事用のツールを作っているDelphiを使い、画面いっぱいに残り秒数が表示されるカウントダウンタイマーを作った。ゲーム中にややこしい操作は面倒なので、「Enter」キーを押すとカウントダウンが始まる(カウントダウンの途中なら最初に戻る)、「Enter」キーをすばやく2回、押すと動作を停止する、というプログラムにした。

この場合、問題になるのは「Enter」キー。できればゲームをしている机の中央にボタンを置き、各人がスイッチを操作できるようにしたい。端っこにノートパソコンを置いて、では、誰か1人がタイムキーパーをしなければならなくなってしまう。

というわけで、秋葉原からUSBキーボードのジャンク品を買ってきた(105円)。

●USBキーボードのジャンク品

20080914_rimg0012

これをバラして基板を取り出し、キーエンコーダーの「Enter」キーとなる組み合わせに押しボタンをスイッチを取りつければOKというわけだ。

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