壁一面に棚を作成
適当な箱をいろいろと置いて使っていたが収納力が小さいので、壁一面に棚を作ることにした。材料はDIY店に置いてある溝付きの柱(パイン材)と板(同じくパイン材)。柱の溝に棚板となる板を差し込み、木ねじで止めれば棚ができあがるという安直なもの。
ただし、今回は、一番長い柱が1800mmであるのに対し、棚の高さは一番高いところが2300mmなので、一工夫が必要。
まずは、柱と板を寸法に切り、浸透性の防水塗料(無色)を塗って乾かす。ここでちょっと失敗。柱と板を寸法に切ったところで3日ほどほっぽったら、一部の棚板が反ってしまったのだ。仕方がないので、反った棚板の上に本を積み重ねて1週間ほど放置してみた。これでなんとか、反りがごくわずかの状態まで修正することができた。ほっ……。
次はできた材料を組んで行く。問題となる支柱の延長は以下のようにした。
手前側3本があるブロックの柱で、その手前2本がつぐ柱(継ぎ目に隙間が空いている)。向こう側3本が隣のブロックで、高さは1800mmなのでつがなくていい。
手前側ブロックの柱、3本ともを組んだところ。継ぎ目は単に突きあわせてあるだけというひどい状態。
次は手前側をひっくり返して向こう側に載せ、柱同士を木ねじでつないだところ。向こう側2本に継ぎ目があるのが見えるはず。つまり、隣の柱を使って継ぎ目を固定しようというわけ。安直な組み方だが、普通に使っているかぎり大丈夫なくらいの強度は出ると思う。
この上に、柱をつぐブロックを組みあげ、そのまた隣のブロックを取り付けるので、反対側は反対側で隣の柱を活用して組む。
端っこの柱は隣がないので金具を作ってつぐことにした。
金具はアルミのLアングルをカットして穴を開けたもの。柱側は、アルミの板厚分、ルーターで表面を彫り込んである。
さあ、完成と思ったら……あらら、微妙に入らない(^^;) ぎりぎりのサイズをねらいすぎたらしい。
仕方がないので、一番左側のブロックをばらして棚板を少し切る。これでぴったりとはまって完成。
一番左のブロックとその隣も木ねじで固定してある。倒れ防止に上のほうも壁に固定。なお、上のほうの棚板は、基本的に可動式となっている。つまり、溝にはめてあるだけ。といっても寸法がぎりぎりなので付け外しにはかなりの力が必要であり、簡単に抜けてくる心配はない。
DIYのいいところは、こうして壁の寸法にぴったりしたものを組めること。いかにぎりぎりかは次の写真を見ればよく分かる。後ろ側の足が階段に当たるので、前側よりも少し短くしてあるのだ。
同じくDIYならではのポイントが次の写真。
壁にぴったりとつけるため、壁の下にある幅木を逃げるための切り欠きを足の下につくってあるのだ。
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