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2008年5月27日 (火)

ダイニングライト

こちらはダイニングライト。

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ポイントは、食事のような雰囲気を大事にしたいときには白熱灯(食べ物がおいしく見えるという電球、75W×2)、食卓で本や新聞を読むような場合には明るい蛍光灯(28W×3。ちゃんとインバータになっている。写真は蛍光灯が点灯している状態)と切り替えられること。

アイデアが出るまでにもずいぶん苦しみ、アイデアを形にする方法を考えつくのにまた苦しみ、最終的な加工にもめちゃくちゃ時間がかかったけど、それだけのものができたと自負している作品。苦労したのは、蛍光灯と白熱灯を併存させてすっきりした形にすること。はじめのころ、考えたのは(↓)

  • 直管蛍光灯の間に白熱灯を置く
  • サークル型蛍光灯の真ん中に白熱灯を置く

これでは全体が大きくなりすぎ、どうにも不格好になってしまう。4つ折りタイプの蛍光灯を使うというアイデアを思いつくまで、たぶん、半年以上、かかった。思いついてしまえば、どうして最初に思いつかなかったのか不思議なのだが、まあ、なんでもそういうものである。

柔らかい雰囲気となるように、両端は丸く仕上げてある。

遊びに来た人で、この電灯が手作りだということに気づいた人はほとんどいないくらいの出来映えとなった。手作りだと教えると、「両端は木を曲げたのか?」と聞かれる。これは比較的柔らかいパインの集成材だが、それでも曲げるなんて素人にできるはずがない。

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この写真を見ればわかると思うが、角の部分は長短、さまざまな長さに切ったものを貼り合わせ、削って丸く整形した。削るのは基本的に手工具でやるのでかなり大変。ここを角張らせていいなら作るのは簡単になるが、仕上がりの雰囲気は大きく変化する。私としては譲れなかったところ。

DIYでは、要所要所に既製品を上手に使うことが大事。蛍光灯のインバータは、既製の基板を使っている(私は秋葉原で買ったが、東急ハンズにも置いてあると思う)。

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白熱灯の傘は深いメジャーカップの取っ手をはずし、電球のソケットを通す穴を開けた物。

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写真でも、内側には注ぎ口があり、手前側(カップ外側)にはメジャー用の目盛りが入っているのがわかる。

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コメント

お〜これは欲しいですね〜!

投稿: mso | 2011年10月 9日 (日) 14時33分

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