2017年1月13日 (金)

「訳出のバリエーションづくり~訳例カード・ワークショップ」(翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#4)

こちらで紹介するのを忘れていましたがm(._.)m、しばらく前、「翻訳フォーラム・レッスンシリーズ」なるものを始めました。翻訳力の向上に役立つセミナーやワークショップを提供しようというものです。

その第4回、「訳出のバリエーションづくり~訳例カード・ワークショップ」が2017年1月29日(日)の午後に東京・護国寺で行われます。

「訳出のバリエーションづくり~訳例カード・ワークショップ」(翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#4)

今回は、"most"を題材に訳出のバリエーションを増やそうというワークショップです。講師は高橋さきのさん。

このワークショップ、baldhatterさんのブログ「禿頭帽子屋の独語妄言 side A」でも紹介されています(「# 「訳出のバリエーションづくり」 - レッスンシリーズ第4弾」)。内容も説明されているので、細かいことはbaldhatterさんのブログを見ていただくことにして、私は、ちょっと違う側面からの紹介を。

実は、このワークショップ、私も一度体験しています。

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2017年1月11日 (水)

NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』-「遠回りこそ、最良の近道」肝臓外科医・高山忠利

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』、録画しておいてときどき見るようにしており、このお正月明けには、2015年9月28日に放映されたこの番組を見ました(外科医とか言われると食べながら見る気にならず、ずっとほったらかしになってました^^;)。

「遠回りこそ、最良の近道」肝臓外科医・高山忠利(NHKの番組紹介ページ)

「遠回りこそ、最良の近道」肝臓外科医・高山忠利

上記番組紹介ページにも書かれていますが、高山医師は、普通は縛る必要がないと言われる微細な血管まで根気よく縛って止血することで出血量を抑え、普通なら不可能と言われる難手術を可能にしているそうです。この点について、番組でご本人がこんなふうなことを言われていました――

そこまでしても意味はないって言う人が多いけど、それはだめ。

このくらい縛らなくていいやと思ったら、必ず、もっと太い血管も縛らなくていいと思うようになる。だから例外は作らない。みつけた血管はすべて縛る。

高山医師は、徹底的な止血により、通常は1000mlと言われる手術中の出血量を300mlまで押さえ込んでいるそうです。5年生存率も56.8%という全国平均に対して63.8%とのこと。

この違い、大きいと見るのでしょうか、小さいと見るのでしょうか。

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2017年1月 5日 (木)

SimplyTerms用教育漢字チェックスクリプトのアップデート

SimplyTermsで教育漢字のチェックができるスクリプトをアップデートしました。公開から6年ほどたったので、最新のリストに合わせたものです(変更があったかどうかの確認はしていませんm(._.)m)。

Buckeye's Software Library
「翻訳に便利な小ツール類」→「翻訳支援環境SimplyTerms」→「教育漢字のチェック」

小学校で学ぶ漢字は教育用漢字と呼ばれ、小1用、小2用とすべて決められています。これを、小1以下、小2以下……小6以下と各学年でそれまでに習った漢字であるかどうかを確認できるスクリプトです。

小学生向けの文書を作る場合や児童書の翻訳をチェックする場合などに便利だと思います。

以下のスクリプトがまとめてあります。SimplyTermsのユーザハイライトに登録して使ってください。

■ある学年で学ぶ教育漢字がハイライト表示されるスクリプト

  • 教育漢字小1
  • 教育漢字小2
  • 教育漢字小3
  • 教育漢字小4
  • 教育漢字小5
  • 教育漢字小6

■その学年までに学ばない漢字がハイライト表示されるスクリプト

  • (教育漢字小1以下+かなカナ+よく使う記号)以外
  • (教育漢字小2以下+かなカナ+よく使う記号)以外
  • (教育漢字小3以下+かなカナ+よく使う記号)以外
  • (教育漢字小4以下+かなカナ+よく使う記号)以外
  • (教育漢字小5以下+かなカナ+よく使う記号)以外
  • (教育漢字小6以下+かなカナ+よく使う記号)以外

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SimplyTermsアップデート

自作して公開している翻訳支援環境、SimplyTermsのver.0.12.2 β を公開しました。

Buckeye's Software Library

◎機能強化

「整形・編集」タブに以下のような機能を追加しました。

  • billionなどスペルアウトしてある数字を「xx億xxx万」形式の算用数字に変換
  • 算用数字を漢数字に変換
  • 漢数字を算用数字に変換
  • 算用数字を縦書き時に用いる1桁全角、2桁半角、3桁以上全角に変換
  • 英語の日付を日本語の日付に変換

◎アップデート方法

stフォルダごと上書きコピーが一番簡単です。各種設定は旧版のものが引き継がれます。

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2016年12月15日 (木)

翻訳支援ツールを使うと翻訳の品質は上がるのか

baldhatterさんが書かれた「緊急提言 --- Tradosで一人前の翻訳者???」に関連してとあるところで行われたやりとりで、(↓)のようなことを書かれた人がいます。

ツール使えなくてもすごい翻訳者がたくさんいる。使ったらきっともっとすごいんだろう。

おもわず「それはない」と突っ込んでしまいました。

翻訳支援ツールは、翻訳の品質があがるってうたい文句に入っていたりしますけど、ツール使ったら翻訳の品質は上がるなんてこと、ありません。少なくとも、上手な人の場合、それはない。統一すべき用語や表記の統一さえもおぼつかないとか最低限のこともできていないレベルなら、ツールに助けてもらって質が高まるということもありますが。でも、上手な人は、ツールを使っても使わなくても上手。なにをしなければならないのかわかっていて、どういう環境でもなにがしかの方法でやるべきことをきちんとやるからです。というか、上手な人の場合、そういう基本はできていて当然の話にすぎません。

質は人間が作り込むものです。ツールは、作り込む手間を省けるなら使えばいいし、そうでなければ使う必要がないという程度のものにすぎません。だから、ツールを使ったら質が上がるなんてことはありません。

逆に、ツールの特質に足を引っぱられて質が下がることなら、場合によってありえますが。

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2016年11月30日 (水)

JTF翻訳祭2016に参加された方々へ

昨日、JTF翻訳祭に来られたみなさん、ありがとうございました。

おかげさまで、翻訳フォーラムとして登壇した朝一のセッションは定員150名の会場に200名、公募されてきた方々に「翻訳者の視点を入れてほしいから」と実行委員が押し込む形でモデレーター(刺客じゃないっすよ?)として入ったセッションも定員120名の会場に150名と、いずれも、座席がきれいに埋まった状態で立ち見がいっぱいという盛況になりました。

ほかにも満席となるセッションがたくさんあったようです(事務局からセッション参加者数のカウント結果を見せてもらいました)。一番の人気セッションは、会場を定員120名から150名へと変更したにもかかわらず、会場内に入れきれず、入り口を閉めなければならなかったと聞いています。椅子は当然に埋まっているし、壁際にずらり立ち見が並んだ上、通路や最前列の前など床にも体育座りで人を入れたという……

今年からJTFでも事業とすることになった「通訳」のセッションは、初の試みということもあり、参加者の人数が少なめだったようですが、それでも、会場が寂しいというほどではなく、そこそこの入りではあったようです。

出展ブースのほうもかなり賑わったように聞いています(すみません、私はブースに顔を出す余裕がありませんでした)。

■準備中の受付(これがあ行からな行まで)

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来られた方々、一人ひとりに、どこかでなにか、「来てよかった」と思えることがあればよかったのですが、いかがでしたでしょうか。

私のブログを読んで来た、と言ってくださった方もけっこうな人数がおられたと聞いています。ありがとうございます。参加を呼びかけた先日の記事では、「危機感を抱いています」と書きましたが、おかげさまで、今後にじゅうぶんつながる実績になったと思っています。この先は、今年の実行委員会の仕事でしょう。今年の実績を来年に、さらにはその先にどうつなげていくのか、その道筋をつけるまでが、我々、今年の実行委員会の仕事ということになると思います。

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2016年11月25日 (金)

JTF翻訳祭2016満員御礼

先日紹介したJTF翻訳祭2016ですが、22日の事前申し込み締めきりをもって満員御礼となり、はじめて、「当日の参加申し込みなし」となりました。

交流パーティーは多少の余裕があるので、当日の申し込みで参加できます。本会場側も参加費なしで入れる「翻訳プラザ(展示会)」、「プレゼン・製品説明コーナー」がありますから、そちらを一通り巡って話を聞いてから交流パーティーに参加ということは可能です。あるいは、とりあえず有料セッションだけ申し込んであるという人も、当日、受付に申し出ていただければ、そのまま交流パーティーに参加することができます。

翻訳祭などのイベントを紹介するたびに書いているのですが、交流パーティー、いいですよ。私は、講演とどっちが大事かと言われると答えに窮するくらい交流パーティーも大事だと思っています。

そら、知り合いが多いBuckeyeさんはいいけど、私は知ってる人もいないし……という方、おられたら、会場で私に声をかけてくださいませ。「こういう翻訳会社の人に紹介をお願いしたい」みたいな希望もあらかじめ考えてくるといいと思います。せっかく翻訳会社の人もたくさんいるのですから。

■私の写真はネット上にけっこう出ていますが、念のため、ここにも貼っておきます。ちなみに、いつもこんな感じの服装で参加してます。

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2016年11月15日 (火)

SimplyTermsダウンロードページの移動

ニフティが昔から提供してきたウェブページサービスが終了し、別のサービスに移行しました。それに伴い、SimplyTermsを置いてあるページなども移動しています。ご注意ください。

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2016年11月 1日 (火)

『ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン 人生・仕事・世界を変えた37人の伝え方』

11月17日に新刊が出ます。『ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン 人生・仕事・世界を変えた37人の伝え方』(日経BP社)、カーマイン・ガロさん著『驚異の~』シリーズの最新刊です。

『驚異のストーリープレゼン』という書名から仕事向けかなと思われるかもしれませんが、「みずからに語るストーリーを変えて自分の意識と行動を変える」など、人生全般に役立つ内容となっています。

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2016年10月26日 (水)

JTF翻訳祭2016

今年もJTFの翻訳祭がおこなわれます。11月29日(火)に東京市ヶ谷です。

翻訳者で「どうしようかな~」と思っている人は、急ぎ申し込みを。正直なところ、今年が最後のチャンスになるかもしれません。

って、なにを言っているのかわからないという人も多いと思いますが……私としては、実は、そのくらいの危機感を抱いています。

2016

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